「チベット自由人権日本100人委員会」発足記念シンポジウム

明日、７月30日、東京永田町の憲政会館で午後６時半から「チベット自由人権日本100人委員会」発足記念シンポジウムが開催される。ダライ・ラマ法王の実兄、ギャロ・トゥンドゥップ閣下の歴史的な基調講演「チベットの現在・過去・未来」も行われる。一人でも多くの方に参加して頂きたい。
また、以下の要領でパネルディスカッションもあり、私も参加するので、ぜひ、足をお運び頂きたい。

現在、北京五輪を控え、支那ではチベットを始めとする少数民族への弾圧がますます熾烈を極めている。ほとんど日本では報道されていないが、聖火リレーがチベットを通過した時期、６月20日に毛派に支配されたネパール政府がチベット難民センターのケルサン・チャン所長を逮捕するという暴挙を行った。
またネパールのチベット女性協会のNgwang Sangmo理事長と副議長のタシィ・ドルマ女史と、女性２名も逮捕された。
北京五輪が近づくにつれ、支那はいよいよ、北京傀儡政権となったネパール政府を利用して、挟撃する作戦でチベットへの弾圧を強めている。

さらに７月になると、北京で「チベット展」が開催されたが、これは支那共産党がチベットを解放したという典型的なプロパガンダ展覧会。この様子をＬＡタイムズが７月８日の紙面で伝えている。普通、「●●展」と言えば、日本では文化展となるが、支那ではあり得ないことだと石平氏に教えてもらったことがある。

昨年、上野で鎌倉五山、京都五山の展覧会が開かれた時、「禅の文化」というコピーがつけられていた。その展覧会に石氏を誘ったら、「支那では禅の文化なんて言葉は絶対に生まれない」と教えてくれた。

この北京の「チベット展」も拷問器具が展示され、こんなものに苦しんでいたチベット民衆を中共が救ったという政治宣伝が行われているだけだ。

「チベット自由人権日本100人委員会」発足記念シンポジウム

開催日時：2008年７月３０日（水）午後６時　　　　開場
　　　　　　　　　　　　　　　 午後６時３０分　開演

開催場所：憲政記念館　〒100-0014 東京都千代田区永田町1-1-1
　　　　　　　　　　　　TEL [phone]　FAX [phone]

式次第　：午後6時30分〜　開会宣言　小林秀英（副代表幹事）
来賓挨拶
主催者挨拶
　　　　：午後7時〜　　　基調講演　チベットの現在・過去・未来
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギャロ・トゥンドゥップ閣下
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ダライ・ラマ法王の実兄）
　　　　：午後7時40分〜　パネルディスカッション
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　櫻井よしこ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酒井信彦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　加瀬英明
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西村幸祐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　：午後8時30分　　閉会の辞と謝辞　ペマ・ギャルポ

参加費用：1,000円　※当日会場で現金にて承ります

※ブログ最下部に「France24」の英語放送の画面が設置してあり、いきなり英語のアナウンスが流れます。うるさい方は音量を調節して下さい。IEの場合は音量コントローラーがないので画面を右クリックして下さい。

Comments

西村さん、初めて書き込みます。明日のシンポジウム初めて知りました。おまけにダライ・ラマ法王のお兄さんが来日しているなんて、全然ニュースにならないので驚いています。
明日のシンポジウム、行くことにしたので楽しみにしています。
また、ちょくちょく書かせてもらいます。

Posted by あきら at 2008年07月29日 22:49

西村さんお疲れ様でございます。7.30の｢ﾁﾍﾞｯﾄ自由人権日本100人委員会｣の報告を東ｱｼﾞｱ黙示録さんのﾌﾞﾛｸﾞで拝見致しました。前々から西村さんが仰っていたように中国の侵略はﾁﾍﾞｯﾄ･ｳｲｸﾞﾙ･南ﾓﾝｺﾞﾙ･台湾だけでなく日本にも及んでいることを自覚しなくてはいけない…長野聖火ﾘﾚｰでそれを漸く実感した私ですが、ﾁﾍﾞｯﾄの実態を知ったり、声を上げるという段階から発展し、心ある政治家の方々や著名人の方々が参加して積極的なﾛﾋﾞｰ活動を展開していく100人委員会の発足を心から歓迎いたします。地元長野が4.26中国人に占領されたにもかかわらず問題意識さえ持たない長野市民がまだ多く、信濃毎日新聞の写真ｺﾝｸｰﾙではﾀｼｨさんが取り押さえられた場面を撮った｢妨害された聖火ﾘﾚｰ｣と題された写真がﾆｭｰｽ部門で一席を取りました。ﾀｼｨさんが何故､飛び出すまでに至ったのか取材もせず、記事にもせずﾀｼｨさんをﾃﾛﾘｽﾄ扱いし、妨害された聖火ﾘﾚｰというｽﾀﾝｽで扱う信毎には呆れはてました。郷土を紅い旗で占領された事を問題にしない｢支那の毎日新聞｣はﾍﾟﾝの力で田中知事を知事の座から引きづりおろした様にﾁﾍﾞｯﾄ問題を黙殺し､ﾀｼｨさん一人に罪を擦り付けてしまいました。そして聖火ﾘﾚｰの後中国に出兵した80代の男性の従軍慰安婦についての証言を大きく記事にし(あれは性奴隷でした)と載せる有り様です。私は信毎の記事をそのまま鵜呑みにする事はもうありませんが、多くの長野市民は信毎しか知りません。本当に悲しい事です。信毎がいつの日か中共の実態を非難する記事を載せざるを得なくなる日がくるように、ﾁﾍﾞｯﾄに真の自由が得られる日が来るまで100人委員会の活動を支援していきたいと思います。ﾁﾍﾞｯﾄの自由＝日本の防衛です。

Posted by ヤマメ at 2008年08月04日 07:50

本日のYahoo!のトピックス欄のタイトルにてダライ・ラマ法王を「かの国」のように「ダライ」呼ばわりしています。
http://s02.megalodon.jp/2008-0821-2220-12/www.yahoo.co.jp/

またYahoo!は先日も東條元首相の直筆文書公開のニュースに際し「東条英機」と敬称を付けず呼び捨てにしたトピックス欄のタイトルを配信しております。

今始まったわけではありませんが、あまりにも酷すぎるのでは。

Posted by 椎茸よーぐると at 2008年08月21日 22:33