そもそも、誰が福田氏を首相にしたのか、という問題が追及されるべきである。
▼福田首相辞任の報を聞いて、まずこれを思い浮かべた。
もっとも、福田辞任問題の本質は、こんな戯画的なもので済まされない。福田氏は大きな禍根と傷を残して政権の座から滑り落ちた。簡単に言えば、小泉時代の2002年頃から安倍前首相の時代までに緩やかに漸進してきた、日本の真の独立への道が閉ざされ、時計の針を10年間巻き戻したのが福田政権だったからだ。
時代を切り開くそのような趨勢と新しいベクトルと完全に対立し、時代のパラダイムシフトから振り落とされた現在の政治状況を生んだのが、福田政権と昨年夏の参院選後の民主党の参議院支配体制だった。
構造改革路線の是非を問うようなレベルとは全く異なった次元で、戦後体制からじょじょに脱却しようとしていた日本の動きに大きく立ちはだかったのが、福田自公政権と民主党で構成される、現時点の政治状況だった。福田と小沢は、同じ穴の狢(むじな)なのである。
※ブログ下部に設置していた「FRANCE24」英語放送の画面は5月23日のエントリーページに設置しています。日本のテレビだけではダメだと思っている方は、クリックすると別ウインドウが開きます。下部にある画面をご覧下さい。IEの場合、音量は右クリックで調整して下さい。ファイヤーフォックスだとコントローラーがあります。
※日刊スポーツコムに連載していた「北京五輪の透視図」はここで。
名曲がこんな場面に使われるなんて、これを作った人の発想の豊かさに大爆笑しました。
20代、30代が主役に立てば、確実に日本は変わる!と確信しました。
西村さんが紹介してくれた「yasukuni」もそうですね。70年代以降に生まれた人たちは、戦後を呪縛していた反日サヨク的文脈と別のところにいる人のほうが多いのでは?
私たちの未来に期待してください。
日本人はマドンナ旋風,村山政権など変な選択を時々してきた.もっと賢くならないと,日本破滅なのに,大部分の人は思考停止状態.
僕もこれを見つけて大笑いして楽しみました。楽しんでいただけて嬉しいです。
ガセネタ様
その通りです。結局、日本人の責任なんです。「反日の構造」「反日の超克」という拙著で明らかになったのは、「反日」を増長させているのは日本人に他ならないという悲喜劇だと自分で分析しています。