Thanks for visiting. いつの間にかの、1000万アクセス

１ヵ月半ぶりの更新になる。この間、実に多くの出来事が起きた。大袈裟でなく世界史的な大きな時代の転換期に差し掛かっていると思う。

そのことを書く前に、まずは、このエントリーで久々のご挨拶を。更新できない期間中にも多くの方に訪れていただき、多くのトラックバックを頂いていることに感謝します。

じつは、８月頃に気づいていて、そろそろこのブログも1000万アクセスだな、何かイベントでもできればいいな、と思っていた。そうしたら、知らぬ間に９月中に1000万アクセスを突破していた。３年前のピーク時は毎月20本以上のエントリー記事を書いていたので、昨年、一昨年の長期休止以来（確か一昨年の休止は半年間）、めっきりアクセスもページビューも減っているが、1000万アクセスというのは少し誇ってもいいのではないか、と思った。本当にありがとうございます。

先日、ある方からメールを頂いた。当ブログの更新頻度が減っていることへの苦情？と励ましの内容だった。その方は今や押しも押されぬアルファーブロガーの一人だが、ブログを始めた当時、私のブログを目標にしていたとのことだ。この1000万アクセス突破は、そういう意味でも少しは何かに寄与できたのではないかと思っている。

さて、９月15日のリーマンブラザースの破綻から始まった大きな変化について。
少なくとも90歳以下の人にとっては未経験の、現代人にとって未知のものだ。同時代者は現在の時代の流れを把握することが困難である。しかも、今私たちが直面しているのは、パラダイムがまさに動こうとしている、そんな時代の裂け目なので、ますます時代を読むことが難しくなっている。

しかし、激動の時代に私たちは立ち入ったことを敏感な多くの人は気づいている。
米国覇権の崩壊は偽造帝国支那の崩壊にも連鎖し、日本の戦後レジームどころか、世界のレジームが大きく暗転しようとしている。日本人はこれから否応なく戦後レジームの転換に直面することになる。
150年前の黒船ではないが、またしても日本人は内側からではなく、外圧によって大きな転換期を乗り越えなければならないことになった。

しかし、これまで色々なメディアやこのブログで述べてきたことが実証されるのだから、不安感より大きな期待を抱いてしまう。それは、日本の独立が否応なく促されることであり、拉致問題や北朝鮮の核を自力で解決する方向へ、私たちが向かわざるを得ないということなのである。


10月16日に「表現者」11月号が発売された。今回は連載の「幻の黄金時代――オンリーイエスタデイ'80」のみの執筆だが、80年代の現代史を描く連載を続けることで、ますます今回の金融危機の実態や日本の置かれている立場が鮮明になってきたと思う。

Comments

西村さん、1000万アクセスおめでとうございます。すごいことですね。
更新が長期間ないこともあって、google rankingも４に落ちていたのに、また最近５に復活しています。個人ブログでgoogle rankingが５というのは驚異的です。
それだけ西村さん個人の情報発信が社会的なものになっていることだと思います。
これからも、できるだけ更新の回数を増やして情報発信をお願いします。

Posted by 涼 at 2008年10月19日 18:24

西村さん、おめでとうございます！
今日開けましたら、更新になっていたので、久しぶりにお声を聴いたような気がしましたが、1000万アクセスというのは大変な快挙ですね。

私もデザイン・翻訳・編集とひとりでコツコツやっておりますが、先月300万の大台に達して、やはり継続は力なりだなぁと感慨深いものがありました。

こちらのブログがお休みのときには、西村さんがそれだけ雑誌編集の方に没頭してらっしゃる証拠と、次の刊行を楽しみにしております。
今後も世のブロガー諸氏を牽引する、警世の記事を送り続けていってください。

Posted by 米流時評 ysbee at 2008年10月20日 00:07

西村先生、1000万アクセスおめでとうございます。私も西村先生のブログを見ていろいろ勉強して、自分でもブログを始めましたが、恥ずかしくてここにはトラックバックすらできません。
私のような人はいっぱいいると思います。このところ、更新が少なくなったとは言え、西村先生のブログは仰ぎ見るような存在で、光輝いています。
これからも刺激的な切り口、ためになる情報でネット言論の末端にいるような私のよう存在の指針となって下さい。
これからも応援しています。

Posted by hifi2008 at 2008年10月24日 18:56

初めまして。

西村様は韓流や日韓共催サッカーのいかがわしさについていち早く指摘されていましたが、フィギュアスケートについて取り上げるお考えはありませんか？あの競技の採点法、報道はまさに日韓関係の縮図の様相を呈しています。
某韓国選手を異様に持ち上げ、日本選手を貶めるマスコミや審判の買収疑惑など...。
かの電通、在日企業もからんでいます。先日アメリカで大会が行われましたが、例によって韓国選手には爆上点がつき、インターネットでは大騒ぎになっています。フィギュアに興味のない方にも広く知らしめて頂けたらと切望しているのです。

Posted by hatcats at 2008年10月28日 21:41

西村さんはじめまして。

まずは1000万アクセス達成おめでとうございます（祝）！自分といたしましても『撃論ムック』シリーズや『チャンネル桜』等でのタブーを恐れない西村さんのご活躍ぶりに敬意を表する者でありますので、これからも反日勢力に負けないご活躍を期待しております。特に『撃論ムック』シリーズは自分にとりましてもはや欠かすことのできない愛読書になっておりますが、中でも「反日マスコミの真実１＆２」は全ての日本国民に一度は読んでもらいたいぐらいの傑作だと私は思っています。そこで自分からの提案（ひょっとしたらもう他の人からリクエストがあるのかもしれませんが）でありますがそろそろ「反日マスコミの真実３」を出版してはいかがでしょうか？いや、というよりも「反日マスコミの真実」は年に一度は（マンネリといわれようが）出版しつづけるべきだと自分は考えます。ネタに困ることはないでしょう・・・ネタは向こうがこちらが頼みもしないのに勝手に提供してくれるのですから（笑）。仮にこれがPart10ぐらいまで出版される頃には日本国民のメディア・リテラシーも今とは比較にならないぐらい向上しているのではないでしょうか？少なくとも自分はそう信じたいですね。自分も含め日本国民のメディア・リテラシーのさらなる向上のためにも西村さんには私の提案を熟慮していただきたいと心からお願い申し上げてコメントを終わることにします。

P.S.・・・西村さんが絶賛していたTAMAGAWA BOATさん作の動画「YASUKUNI」を見ましたが、想像以上の傑作でした。このコメントを読んでいる方でまだ見ていない方はたったの4分ほどですので寝る前にでもいかがでしょうか？いい夢見れるかもしれませんよ（笑）。

Posted by いち日本国民 at 2008年10月29日 12:19

いち日本国民さん、ぼくも同じようにこの動画に感動した人間です。
そして、ぼくもこの動画を教えてくれた西村さんに感謝しています。ここにURLを書いておきます。ここを訪れる西村ファンの皆さんはすでにご存知だと思いますが、念のために書いておきます。

YASUKUNI
http://jp.youtube.com/watch?v=Hx1Qnh-wNq0

Posted by サッカーも好き at 2008年10月29日 19:03