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2008年12月17日

麻生内閣支持率低下(笑)?  So What!!?

KIND OF BLUE.jpg麻生内閣の支持率が20%台に落ち込んだことを、ひっきりなしに新聞やテレビが報じている。はあ? だから何? というのが正直な感想だ。

過去にこのブログで「So What!?」(それがどうした!?)というマイルス・デビスの名曲のタイトルが入ったエントリー記事を2回UPしている。1回目は3年前の7月4日のエントリーで、読み直したらコメントを残すことにした。
宮崎正弘氏のメルマガで先週あたりに話題になっていた信時潔の「海道東征」を聴くようにと、3年前に親切な読者の方が私にアドバイスを残してくれていたのである。

2回目は昨年の6月21日のエントリーだった。今回が3回目だが、本当に「それがどうした!?」という気持ちになる。

麻生首相も支持率のことを馬鹿な政治部の記者連中に訊かれたら、「So What?」と答えればいい。漢字も使わずに済む。もしその世論調査の数字が正しいのなら、下品で卑劣な情報操作の成果なのだから、最もふさわしい答えが「So What?」である。「あなたたちのお陰だよ。メディアって力があるね」と褒めてやればいいのだ。
実は、メディアリテラシーに特別長(た)けた人でなくても、麻生内閣の「支持率20%台」という数値がいかにおかしいものであるかが分かるはずだ。というのも、特に経済政策の世界金融危機に対して、中川昭一金融大臣といいタッグを組んでほぼベストと言っては褒めすぎだが、まずまずの対応をしているからだ。

今、財政出動を始め大きな政府が求められているのは当たり前のことで、勇気のない経済官僚や馬鹿なメディアがいまだに「小さな政府」というお題目を破綻した「構造改革」の合言葉として唱えている姿は、本当に末期的といっていい。まさに、世界の笑いものだ。
したがって、10月中旬から始まったメディアの凄まじいばかりの反麻生キャンペーンは、賢い国民によってそのカラクリは見破られている。

▼麻生首相の11月「TVでは流さない笑顔」として動画サイトに上がっているもの


もし、「支持率20%台」が正しいのなら、それだけ賢くない国民がいっぱいいるということで、一昨年の参院選の結果が賢くない国民の <民意> を反映したものだと再確認すれば、それはそれとして肯ける数値なのかもしれない。
しかし、ただでさえ、偏向、歪曲を信条としている既存の反日メディアが、これ以上愚劣で下品なものはないというレベルまで落ち込んでしまった。それを証明してくれたのがアサヒ新聞の匿名コラム「素粒子」である。
そんなもの誰も読みはしないのだが、今期、100億円以上の赤字を出してアサヒ新聞が逆切れしたのではと多くのブログで囁かれ、その醜悪な姿はもうとっくにネット上で多くの人々に共有されている。

11月1日に東京MXTVの「続・言いたい放題」に出演した。西部邁氏と秋山有徳太子さんがホストで毎回異なった分野のゲストを迎える面白い番組だ。この時のテーマは「戦後民主主義の断末魔」。MXTVのサイトか、youtubeでもここで番組を観られる

まあ、民主主義なるものの不毛を嘆くより、歪なメディアの情報公害の被害をどう防ぐかを考えた方がいい。すでにネット上では、現在のメディアの反麻生キャンペーンを細川内閣が誕生した時にテレビ朝日が偏向報道をしたことで問題になった「椿事件」と同一視する見方が主流になっている。それが健全な常識であろうし、国民が10年以上前の教訓を生かし、見事に学習し、<受け手> が <送り手> の情報支配を許さなくなってきている証左でもある。

▼『椿事件』現麻生内閣に当てはめてみる


▼麻生首相にクリスマスカードが殺到しているという東京スポーツの記事
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posted by Kohyu Nishimura at 23:59 | Comment(3) | TrackBack(0)
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この記事へのコメント
麻生内閣の支持率アンケート偽装疑惑

以前、ロイターがネットで時期総理に誰がふさわしいかのアンケートを取っていましたが、麻生を小沢がおおむね上回る仕組みのプログラムが動いているようでした。
http://www.freejapan.info/?News%2F2008-09-02#i04d2369

ネットにおける、麻生 vs 小沢 の支持率は、ニコニコ動画のマイリスト数で比較して見ると、面白いですよ!

・麻生太郎 マイリストの最大 7,650
http://www.nicovideo.jp/search/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E?sort=m

・小沢一郎 マイリストの最大 378
http://www.nicovideo.jp/search/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E?sort=m

小沢一郎の動画はアンチ小沢動画だらけですし、そこら辺を調べたうえでマイリスト数を考慮すると、100倍以上支持率が違うのではないでしょうか。

ということで、保守が公正な支持率を調査したほうが良さそうに感じております。
Posted by FreeJapan@南京ペディア at 2008年12月18日 11:19
更新楽しみにしています。
麻生さんが河野派を引き継ぎ、河野太郎は麻生派。
普段からの西村さんの河野親子に対する発言と、麻生さんに対する発言は真逆のように感じます。
私は麻生さんと河野親子のつながりについていまいち捉えきれません。
ここら辺の情報に言及していただけると、参考になる人が多いと思うのですが。
特にこれからの選挙に向けて。
どうか御一考をお願いします。
Posted by アンチ河野 at 2008年12月19日 06:53
統計学的に言うと、テレビ視聴率と内閣支持率の確度は似たり寄ったりのもので、数値そのものは当てにできないが、相対的な優劣の評価は当てに出来るというほどのもの。従って、選挙をやれば自・公が負ける確率は極めて高い。だから、麻生氏は解散できない…これが現状である。メディアが「反麻生」だというのはカンチガイ。自民党を温存しようとしているメディアは多数ある。(例えば、政界再編・連立路線)自分に反する意見を「賢くない」と評するのもカンチガイ。麻生氏は玉として悪すぎた…ということ。
Posted by ジョン at 2009年01月27日 23:17
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