平成18年(2006)の年が明け、松の内が終わり、日本中が厳冬に凍えていたとき、非常にお世話になった親戚の方が亡くなった。まだまだ若いのに昨年春に末期癌と診断され、12月からは毎日危ない日が続いていた。正月に意識が混濁する前、夜中に「お母さん、お母さん」と彼女はうわ言を言ったらしいのだが、「お母さん」は、普段使わない言葉だった。11年前に亡くなった母親が夢で迎えに来たのだろう。
彼女が生きてきた時代の大部分を私は共有しているが、「三丁目の夕日」の頃の私の <記憶> は曖昧で、彼女の方が確かな <記憶> を持っていたはずだ。亡くなった彼女の <記憶> は、子供たちか誰かに伝えられなかったら、誰にも伝わらず彼女の生と共に消え入る。
同時代に生きる人の <記憶> でもそうなのだから、歴史がどれだけの困難を伴って <記憶> を伝えるものなのか理解できる。人々の <記憶> を伝える物語が歴史だとしたら、物語を伝える人と共に生きなければ <記憶> は決して伝わらない。つまり、歴史を知るということは歴史の中に生きることであり、人々の <記憶> を受け継ぎ、継承していくことである。じつは、<記録> も <記憶> を伝える道具に過ぎないのだ。
しかも、同時代でも <記憶> を伝えることは困難なので、そこに歴史を捻じ曲げようとする思想やイデオロギーが忍び寄って、恣意的な <記録> が残されることがある。
戦後60年以上にわたって恣意的な <記録> に囲まれた現代日本人は、もしかすると、前述した支那が米国に作らせる南京の映画までを新しい <記録> として受け入れる可能性もあるのだ。そうさせないためには、日本人が日本人の <記憶> をしっかり繋いでいくしかない。それどころか、南京でなく、日本の皇室についてさえ、<記憶> を破壊しようとする勢力がいる。だが、日本の長い歴史を見れば、そのような愚かな権力者は、必ず歴史に復讐されるのである。平成日本の権力者が未来にどう <記録> されるかは、私たちの <記憶> に掛かっている。
最後に、亡くなった彼女のご冥福を祈り、本当に困っているときに助けてもらった <記憶> は絶対に忘れないということを <記録> しておきたい。
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なによりです。
ここに記録することは日本中の人の記憶となるん
だから何よりの供養でわないですか?
その時になって気が付いたのが、祖父が子どもの頃や私が産まれる前の祖父の事を一切知らなかったということです。
いつも一緒に暮らしていたので何でも知っていると錯覚していました、本当に後悔しています。
歴史なんて大層なものではないですが、こんな記憶でも伝えるのは難しいモノなんですね。
最後に親戚の方の御冥福をお祈りいたします。
毎日の積み重ねが大事なわけですからねえ。
西村さんだって、更新したくなくなると思いますよ。
反日馬鹿サヨクが、荒らしているだけだと思います。その証拠に、全然更新がないのに、毎日4000人は訪れていたのですから、それらの人が西村ファンだと思います。
西村さん!!忙しいのでですから無理をせず、書きたい時にかいてくれればいいんです。
そんなスタンスで結構なので、これからもよろしくお願いします。