8月16日に発売された「表現者」9月号(26号)に執筆した拙文をご紹介する。選挙も近付いてきたが、関係ある内容だ。

ちょうど26日に版元のジョルダンのサイトに掲載されたので是非お読み頂きたい。もちろん、購入してもらうのが一番いいのだが・・・。
色々と忙しくなり、今月号は連載の「幻の黄金時代――オンリー・イエスタディ'80」は休載したことをお断りしておく。ジョルダンは携帯サイトがメインなので、携帯でお読みいただく場合はここ
から。

<いま・ここ> にある危機

 八月三十日の衆院総選挙で民主党政権が誕生する、と全てのメディアが喧伝している。じつは多くのメディアは報じていないが、民主党の隠れマニフェストとも言える政策、法案が幾つもあり、その危険性がネット空間を通して一部の国民に周知されている。たとえば、今回マニフェストから隠された外国人地方参政権や二重国籍を認める国籍法案を始め、思想と言論の弾圧を招く国会図書館法改正法案や人権擁護法案など、日本という国家と日本人を圧殺する法案が民主党の基本政策と共に掲げられているのだ。
 民主党の実体はそこにあるのだが、それらの情報は一部メディアが報じるだけで、地上波テレビなどは全く触れようとしない。既存マスメディアによる一種の情報統制システムが構築され、今回の選挙では民主党に投票して政権交代を、という暴力的なキャンペーンが行われている。
 しかし、私はここで、民主党の正体を報じない既存メディアの実体や民主党それ自体を問題にしたいのではない。自民党中心の自公政権から民主党政権に移行することのみが「 <いま・ここ> にある危機」と言いたいわけでもない。