ところで、ツイッターを全く理解しないで使い始めたのですが、一つ大きな発見があります。それは情報伝播力の早さ。これは半端ではありません。佐々木俊尚氏を偶然見つけて話しかけ、取次店が出版社に総量規制をかける話を二人でしていたら、それがあっと言う間に広まってしまいました。後で教えられたのですが、私と佐々木さんとのツイッター上の遣り取りがソースになって、「2ちゃんねる」でスレッドが立ったらしいのです。
それと、ツイッターで民団の公式サイトで綱領が改竄されて、外国人参政権に関して問題がある部分が修正されたという情報を知りました。即座に、誰かキャッシュか魚拓があるかどうかツイッターで呟いてみたら、多くの方から綱領の改竄前のキャッシュや魚拓のデータを頂きました。感謝しています。
そして、ここのコメント欄にもツイッター上で私が呟いたことに対して、ご教示頂くこともあり、本当に感謝しています。ま、情報の共有化の新しいスキームが生まれる瞬間なんだと思います。昔からのここの読者の方には、読みにくいとか色々ご批判もあるかと思いますが、取り敢えずの試行錯誤にお付き合いください。
さて、講演会のお知らせです。明日2月20日は、独特の言論空間構築を目指す謎の集団、愛書連さん主催の講演会にご招待されました。是非、興味のある方はいらして下さい。なお、今後の講演予定は3月18日サンケイプラザ、4月14日?文京区民会館、5月10日浜松のライブハウス、6月6日名古屋、というスケジュールは決まっています。詳細は追って、お知らせします。
【東京都渋谷区】愛書連 講演会(2/20)
日時 平成22年2月20日(土)18時〜21時
テーマ「メディア・パトロール・ジャパンとは何か」
講師 西村幸祐(撃論ムック編集長・評論家・ジャーナリスト)
場所 東京ウィメンズプラザ 第一会議室
会費費 1000円
連絡 愛書連http://aishoren.exblog.jp/
備考 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
彼は「リベラル(左翼)の経済政策」を掲げています。
今夏の参院選に自民党から立候補する経済評論家で著名bloggerでもある三橋貴明氏が
メディアパトロール・ジャパン(略称:MPJ)
http://mp-j.jp/
をネット上に立ち上げ 昨日の27日夜から活動に入っている。
しかし問題なのは
「保守派文化人の集まり」を掲げながらも
主要メンバーも賛助文化人も協賛blogerまでもが
財政出動派と郵政民営化反対派(官営賛成派)・・・つまり「リベラル(左翼的)な経済政策」を支持する者ばかりなことである。
ご存知のように
財政出動(国債を発行して公共工事を行う)とは
1930年代 ルーズベルトのニューディール政策を始めとして現在のオバマ政権の景気回復策までも伝統的に米国民主党など”リベラル政党の政策”なことである。
真正保守政党である共和党は歴史的に断固としてこれに反対して来ている。
もちろん
米国共和党が財政出動をぜんぜん行わない・・・という意味ではない。
”主要な政策として伝統的に”は民主党の方が歴史上より多く行って来た・・・という意味である。
「増税が国を滅ぼす 保守派が語るアメリカ経済史」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A2%97%E7%A8%8E%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%BB%85%E3%81%BC%E3%81%99-%E4%BF%9D%E5%AE%88%E6%B4%BE%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%8F%B2-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%BBB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC/dp/4822247546/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1267339249&sr=1-1 (日経BP社)の9pにも
「・・・増税・政府支出の拡大・規制強化の三重苦に苦しんだ過去に戻ってはいけない。
自由市場経済を維持し、成長と繁栄を目指すべきだ」
とちゃんと書かれている。
財政出動(国債を発行して公共工事)を続けると土建業界は国からの受注が主力となって・政府が経済を主導することになり
「国民全員が公務員の社会主義国」と同じになり・ゼネコン社員は公務員と同じになるからである。
つまり 本当の保守派の経済政策とは
日本の歴代政権で言えば「小泉内閣の政策」(郵政民営化など)のことなのである!
国営企業を民営化し
自由市場経済重視と自己責任・・・「小さな政府を志向」これが真の保守派の経済学である。
反対に
官営企業重視と民業への規制「大きな政府を志向」するのはリベラル(左翼)派の経済学の方である。
これはヨーロッパにおいても同様の世界標準である。
共和党のブッシュ政権が住宅バブルで破綻したと言われているが
これは保守派でありながら・・・リベラルな政策に転換した過ちなのである。
「債務不履行になった者にまで(サブプライム)住宅ローンを組ませる」ことの
どこが「自己責任」で「市場原理」なのであるか!?!?!
三橋貴明氏が今夏の参院選に出馬し
「リベラルの経済政策を掲げ」「そのための後援会組織やblogger連合を組織する」のは氏の自由である。
ただし・それなら
三橋貴明はリベラル政党である米国民主党の「オバマ政権の財政出動を支持」しているのであるから・三橋はリベラル(左翼)である。
ゆえに三橋は
ウソ偽り無く・・・正直に「リベラル」(左翼)の旗を高く掲げよ!
黒を白と偽るが如くに「保守」などと言うべからず!
保守の政治家なら「詐欺的手法」を断じて用いるべきではない!
三橋貴明氏はリベラルの政治家(候補者)なのであるから・・・
西村さん!
リベラル(左翼)の三橋貴明を支持するのはやめてください!