原さん拉致事件で初の強制捜査 朝鮮総連傘下団体など捜索その後、昭和63年(1988)には参議院で例の有名な梶山官房長官答弁があった。参議院法務委員会で日本共産党の橋本敦参院議員が、拉致 <疑惑> として取り上げたとき、梶山静六国家公安委員長が「北朝鮮の疑いが濃厚」と答弁したにもかかわらず、政府やジャーナリズムは動きだすことができなかったからだ。昭和60年(1985)にスパイ防止法が、共産党、社会党と朝日新聞の反対で成立しなかったことも原因になった。
北朝鮮による原敕晁(ただあき)さん=当時(43)=拉致事件で警視庁公安部は23日午前、国外移送目的拐取などの容疑で、原さんが勤めていた中華料理店店長の在日朝鮮人の男(74)の自宅(大阪市淀川区)や中華料理店(天王寺区)、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の在日本朝鮮大阪府商工会(北区)など関係先の家宅捜索を始めた。総連傘下団体が拉致事件で強制捜査を受けるのは初めてで、警視庁は総連の拉致関与についても解明を進める。
http://www.sankei.co.jp/news/060323/sha050.htm
もっとも、読売のこの記事が伝えるような事情もあった。だが、結局、憲法9条を破棄できない日本が拉致という侵略テロを許し続けていた。
「証拠」と「時効」の壁、2判例が破る…原さん拉致
25年以上も前に起きた原敕晁さん拉致事件には、「証拠」と「時効」という大きな壁があった。それを突破できたのは、2002年以降に相次いで示された二つの判例だった。
今回、自宅などの捜索を受けた中華料理店主の男(74)の存在は、1985年に韓国で逮捕された辛光洙容疑者の供述で判明した。警視庁もこの供述を重視し、85年と00年に捜査員を派遣したが、韓国の捜査当局への供述が日本の裁判で証拠採用される見込みが低いことから、強制捜査には踏み切れなかった。
流れが変わったのは、鳥取県・境港で貨物船から覚せい剤が押収された事件の公判で、最高裁が03年11月、韓国の裁判で事実認定された公判調書を証拠採用したこと。韓国・大法院は86年、店主の男らが原さん拉致に関与したことを認定、この公判調書も証拠採用される可能性が高まった。
一方、捜索容疑となった国外移送目的拐取の時効は7年で、店主の男は、日本を出国して時効が停止している辛容疑者と異なり、時効が成立するとの見通しが強かった。
しかし東京高裁は02年12月、新潟県三条市の女性監禁事件で拉致と監禁を一つの犯罪とみなし、拉致行為の時効が始まる日を「監禁が終了した時点」とする判断を示した。
日本人の拉致被害者も隔離された招待所で監視されていたことが判明しており、警視庁はこの判例をもとに、「原さんも監禁状態にあり、拐取容疑の時効は進行していない」として捜索に踏み切った。
(2006年3月23日14時47分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060323ic04.htm)
ラーメン店店主が拉致に関わったのは原さんの場合だけでない。田中実さんも関西地区のKというラーメン店店主で、北朝鮮工作員の韓竜大により、昭和五十三年(1978)にウィーンへ連れ出されて拉致された。当時、田中さんは二十九歳で身寄りのない生活をしていたのも原さんと似ている。田中さん拉致の実行犯とも言える韓竜大は現在も東北地方に住んでいて、これまで任意の事情聴取しかされていないのだが、捜査当局は身柄確保に動いているはずだ。
「反日の超克」の中で私はこう書いた。
「アメリカ、中国の核大国の北東アジア戦略の狭間で、日本は自らの安全保障を自分の意志でハンドリングしなければ、アメリカと中国の <合意> の中で、永遠に利用されるだけの存在になり、拉致問題は決して解決しないだろう。つまり、現在日本が行える唯一の意思表示が、経済制裁の発動であるのは自明である。もちろん、それと同時に、個別的自衛権を行使した武力による奪還作戦や、有事の際のシミュレーションを自衛隊は行わなければならない」(103P)
「占領憲法(日本国憲法)の九条二項がとっくに削除されていれば、スパイ防止法も必然的に整備され、拉致というテロ行為がこんな大規模に行われることもなかった。そういう意味で、やっと日本は、赤ん坊から二本足で歩き出したところなのである。
金正日は「死んでも」核開発を止めない。6カ国協議はアメリカと北朝鮮にとって時間稼ぎに過ぎないのだから、日本は6カ国協議から撤退を視野に入れるべきである。そこで、初めて北朝鮮の体制転換を視野に入れた、拉致問題解決へのロードマップが見えてくるのである」(105P)
2月24日に戦略情報研究所が開催した「自衛隊による拉致被害者救出シミュレーション」は大好評だった。元空将の佐藤守氏が講演を行ったのだが、明日、3月24日には、軍事ジャーナリスト恵谷治氏を迎えて、「米軍の対北朝鮮軍事作戦と拉致被害者救出作戦」が開催される。是非多くの方に参加してもらいたい。
明日の講演会を巡って荒木和博氏と話をしたので、独占インタビューをお届けする。
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ところで、韓国で死刑囚として服役していた辛光洙の釈放嘆願署名をした、土井たかこを始めとする北朝鮮族議員たちは何も責められないのだろうか? 朝鮮日報によれば、金昇圭国家情報院長が来日してるらしいが、元KCIAである国家情報院は、盧武鉉政権によって完全に北朝鮮の工作機関になってしまったようだ。
金昇圭国家情報院長、日本を極秘訪問
金昇圭(キム・スンギュ)国家情報院長が今月21日、極秘裏に日本を訪問し、漆間巌・警察庁長官ら、日本側の情報公安機関の関係者たちに会って、両国間の情報協力方策を論議していることがわかった。金院長は21日午前、大韓航空便で羽田空港を通じて日本に入国し、日本政府の関係者たちに会ってから、大阪などを視察した後、帰国する予定と伝えらる。
日本政府のある消息筋は、「日本側の関係者たちは、先月の日朝国交正常化協議が決裂した後、首相室傘下の拉致問題特命チームに『法執行班』と『情報収集会議』という2つの組織を結成し、北朝鮮に対する圧力を強化している」と述べた。金院長は、「北朝鮮に対する圧力だけでは、問題の解決につながらないので、韓国の北朝鮮政策と足並みを揃えるべきだ」という点を強調したことが分かった。
しかし、日本警察は22日から23日にかけて、日本人の原敕晁(はらただあき)さんら4人を拉致した実行犯として国際手配されている辛光洙(シン・グァンス/76)容疑者に協力した在日本朝鮮人総連合会の関係者の自宅を家宅捜索するなど、金院長の訪日期間中にも「厳しい法執行」を通じた北朝鮮に対する圧力を緩めなかった。
東京のある外交消息筋によると、「現職の国家情報院長が日本を訪問したこと自体、極めて異例なこと」とし、「国家情報院長の来日期間中に日本警察が取った朝鮮総連関連の家宅捜索などが、韓日両国間の微妙なしこりとなる可能性もある」と見通した。
金院長が、今回の訪日期間中、北朝鮮に対する強硬路線を主導している安倍晋三官房長官に個別に会うかどうかは定かではない。安倍長官は昨年10月、官房長官に就任する直前、ソウルを訪問して、国家情報院の高官クラス幹部に会い、北朝鮮政策などを協議している。
一方、金院長は今年1月にも、米国を極秘裏に訪問して、米中央情報局(CIA)のゴス局長に会い、北朝鮮の偽造紙幣問題などについて協議している。朝鮮日報
私は北朝鮮に限らず、朝鮮民族には甘い顔をするより厳しい対応をとった方が彼らの民族性から見てうまく行くと思っています。
今後もより厳しい対応を期待してます。
【総連とも対話・和合図る】
http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=18&category=2&newsid=6475
( ゚Д゚)ポカーン・・・
状況分かってんのか?コイツら。
一番肝心な容疑者の名前を報道しない日本マスゴミに変わって真実をお知らせ致します。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/24/20060324000002.html
たまにはバ韓国マスゴミも役に立ちますね。
ご褒美の16文キック!
キャハハ♪ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛Σ#)Д´>アイゴー
■辛光洙(シン・グァンス)を含む
「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」
http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html
本来なら朝日新聞が最初に報道すべきことだと思いますが、産経に先に報道されたそうです。
マスコミは仕方ありませんね。
これからもマスコミには出来ないお仕事を期待してます。
確かに捜査は遅れている。おそらくどこかから圧力がかかったと思われる。
今の政治家にも朝鮮からのかなりの圧力がかかって無視できないでいると考えるのが普通だと思う。
http://nihonjustice.hp.infoseek.co.jp
確かに遅すぎ。
だが、めぐみさんの夫が韓国の拉致被害者と判明した今、韓国側もいつまでも他人事として静観することは出来なくなると思う。