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2006年04月13日

盧武鉉政権に突きつけられたもの

さて、4月12日付けの記事で横田めぐみさんの夫が韓国の拉致被害者と分かった後、韓国の対応についてこんなことを書いた。
そんな韓国メディアが今後どう報道するのか注目される。国営放送KBSは完全に北朝鮮寄りになっている。フォラツェン医師の言葉を借りれば、KBSは「キム・ジョンイル・放送局」の略になる。盧武鉉政権にも全く期待できないし、当面は解決へのポーズを取るだけだろう。
すると、予想通りの展開となっている。盧武鉉政権は何一つコメントできない状態が続いている。4月11日にめぐみさんと金英男氏の関係が明らかにされたのだが、4月17日現在まで、盧大統領は全く拉致事件についてメッセージを発することができない。

韓国は今、ギリギリの所に立たされているが、果たして、彼らはそれを認識しているのだろうか? つまり、かろうじて旧西側陣営に留まり、日本や米国と自由主義、民主主義の世界に留まるのか? あるいは、支那の21世紀の冊封体制の中で、自由主義とは全く異なる中華全体主義体制の下に呑み込まれて行くかという、歴史的な岐路である。
日本はここで、過去の過ちを繰り返さず、彼らの自由意志に任せ、彼らの行く末を日本に被害が及ばないように眺めていればいいのだ。

DNA判定を巡っての韓国メディアの良心的な論評で代表的なものは、中央日報の「<拉北問題>10年近く何もしなかった韓国 …4年追跡した執念の日本」という記事だ。
だが、この記事でも盧武鉉政権がなぜ韓国の拉致問題に積極的に動けないのかという分析や韓国政府への批判が疎かになっている。こうした韓国の限界は、金大中政権のときに始まった太陽政策という名の融和策に起因するだけでなく、80年代からの民主化闘争が単に韓国内の民主化闘争であったということでなく、北朝鮮の対韓工作と無縁でなかったという宿命にも拠っている。

ある意味、これは日本の戦後体制の中で戦後民主主義がどう動いてきたかという軌跡のアナロジーでもあり、他山の石としなければならない問題を含んでいる。
それにしても、この期に及んでこんな発言をする韓国政府に当事者能力は皆無と言っていい。6カ国協議で日米を裏切り続ける姿勢と全く同じで、拉致問題でも日本の足を引っ張ることしかできないようだ。
経済支援しても解決 拉致問題で韓国統一次官

【ソウル13日共同】韓国の申彦祥統一次官は13日の定例記者会見で、横田めぐみさんの夫が韓国で拉致された金英男氏である可能性が高くなったことと関連し、「(北朝鮮への)経済支援などの費用が掛かっても韓国軍捕虜問題や拉致問題を解決する意思を持っている」と強調した。
 申次官は「韓国政府としても拉致問題を解決しなければならず、その至急性を認識しており、解決のために努力している」と強調した。
 また、韓国政府が既に外交通商省を通じて日本政府からDNA分析結果などを受け取り、韓国の法務省に渡したことを明らかにした。
 その上で「韓国政府自身で事実関係を確認する予定」として、韓国政府が独自に金英男氏の家族のDNA分析を行い、日本から受け取った分析結果と照合する考えを示した。
(共同通信) - 4月13日13時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000091-kyodo-int
20以上の地下トンネルが北朝鮮によって韓国内で掘削されているという報告を、韓国政府はどう聞くのだろうか?
韓国牧師、北朝鮮地下トンネルを非難
2006年04月03日 13時08分
【ワシントンD.C.】米クリスチャンポスト紙によると、韓国牧師と研究委員会が初めて北朝鮮による韓国領土地下におけるトンネル採掘活動と、それに伴う朝鮮半島の潜在的恐怖について発表した。
 3月31日のディフェンスフォーラムファウンデーションによって主催された昼食会で韓国牧師金ハンシク師とその同僚らは、ソウル地下含む韓国領土地下で少なくとも20以上のトンネルが北朝鮮政府によって採掘されていると報告した。今回の昼食会には米国国会議員含む12社のメディア関係者が出席しており、金師による地下トンネル採掘発言に出席者全員が衝撃を受けた。
 金師は、「一つの地下トンネルは、10個の核爆弾よりも強力である」と断言した。金氏は、北朝鮮は自滅を招くために核爆弾は使用できないが、地下トンネルは何千人もの北朝鮮軍隊を韓国に侵入させて主要地域を占領することを可能にさせるものだと説明を加えた。
 金師は、「地下トンネルを使用して1時間に1万人が移動することが出来ます。北朝鮮から韓国に向けて主要なトンネルだけでも24のトンネルがあります。北朝鮮政府は3時間で韓国を北朝鮮に変えることができると言っています」と述べた。
 さらに、金師は韓国の米国軍基地にまで及ぶトンネルも存在することを指摘し、「韓国米軍基地近くにまでも地下トンネルは採掘されていますので、米軍はこのトンネルを掘り当て、世界に公開するべきです。そうすれば、世界中が北朝鮮政権の実態について瞬時に理解するようになるでしょう」と述べたという。
「世界で最も抑圧的な国家」と言われる北朝鮮は米国指導者や人権活動家にとって深刻な懸念国家となっている。人権活動家らは最近米国務省に対し、2004年度北朝鮮人権法案の主要条項を改正するように訴えている。
 国際キリスト教宣教団体「オープンドアーズ」によると北朝鮮は4年連続で世界一のキリスト教迫害国家であるという。数百人ものキリスト教徒が昨年北朝鮮政権下において殺害され、多数のクリスチャンが投獄、迫害を受けているという。
 米国オープンドアーズ会長カール・モエラー氏は、「北朝鮮は世界で最も抑圧的な国家です。我々の兄弟姉妹が北朝鮮による残虐行為の被害者になっていることを聞いて心が痛みます」と述べたという。
 米国政治政策提唱団体フリーダムハウスによる2006年度人権報告書によると北朝鮮は、参政権や市民解放度において特に改善が必要である世界で最も人権が尊重されていない国家に位置づけられているという。
 金師は31日、米国に対して人権法案が可決されたことに関する感謝の意を表現する前に、「私たちは皆北朝鮮の人権のために共に働きます。しかし金正日が実権を握っている以上、北朝鮮の人権問題は永久に解決の道には至らないでしょう」と述べた。
 北朝鮮における平和運動同様に人権問題に関しても運動してきた金師によると、地下トンネル採掘は北朝鮮と韓国間における停戦条約違反であり北朝鮮半島の平和を深刻に脅かしうるものであるという。
 最後に金師は、「北朝鮮に関する全ての問題を解決するには、金正日政権が崩壊しなければなりません。今回の地下トンネルを世界中に暴露することが政権崩壊の手段として用いられうるでしょう。米国が私たちと共に私たちの国を救うために活動していただけるのなら、私たちはこのトンネル問題においてこれからも対策活動をし続けるつもりです」と述べた。
http://www.christiantoday.co.jp/news.htm?id=511&code=int


posted by Kohyu Nishimura at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0)
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この記事へのコメント
ノ・ムヒョンさんは、ハムレットの心境なのでしょうか?それとも、ハムレットにもなれないのでしょうか?
拉致家族を返させるために援助するなんて、馬鹿なことを統一部の大臣が言ったのは、それが大統領の考えなんでしょうね?
本当に末期的だと思います。
西村さんの立てた設問など、全く考えてもいなのではないでしょか?
Posted by beck at 2006年04月18日 03:07
「採掘」というのは鉱石なり砂利なりを採取する行為で、侵攻の準備などのために坑道を掘るのは「掘削」とかいいますよね。採掘と書いたのは機械翻訳か何かですか?
Posted by ほげ at 2006年04月18日 14:24
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