国際試合の見出しや結果表記も朝日は基本的に一人称が日本でなく、対戦国が一人称となるフレーズが横行する。昨日、ハンガリー代表に日本代表は敗れたが、最初にWEBに掲載された記事は「3―2でハンガリーが勝った」とハンガリーが主語。そして時間がたつと「ハンガリー代表と国際親善試合を行い、2―3で敗れた」とコソコソ差し替えるようにするのもいつもの事だ。
今日の社説では、就任三年目を迎えた小泉政権の分析をしているが、これも危なっかしい文章だ。運の良さを社説で論う事もおかしいが、小泉首相のぶれない「強さ」を評価した後、その否定面を挙げ、「首相の靖国参拝へのこだわりも世論のナショナリズム志向と波長が合う。しかし、そこにはアジアの中で生きる日本としての国益判断は見いだしにくい」と靖国参拝を問題化している。靖国参拝がナショナリズム志向とどう繋がるのか? まるで支那や韓国の無知な言い掛かりそのものだ。自分で蒔いた種だから両国だけに使わせるのが勿体ないのか? お笑い種は「アジアの中で生きる日本としての国益判断は見いだしにくい」という白痴的な一節。朝日にとって、支那と韓国だけがアジアなのか?(続く)