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2004年07月13日

民主党勝利――終わりの始まりか

今日の朝日新聞の社説、小泉政権――終わりの始まりかは盛りの付いた猫の絶叫だ(URLは翌日変わる)。最近はかなり下品な社説が目立っていたので平静を装っているが、常に自民党政権を悪魔のように扱い、自民党以外の政治勢力をデフォルトで擁護するあの新聞の喜色満面とした様子が窺える。盛りが付いた動物は見境無く種族保存本能を満たすためにとにかく合体を目指す。民主党を見境無く称揚し政権交代が近づいたと扇動する様子は、一言で表せば盛りの付いた猫だ。小泉政権が終わりの始まりかどうかは、今後の政治状況が決めるし、小泉政権を客観的に評価できない扇動屋が決めることではない。

もし小泉政権が終わりの始まりなら、問題なのは権力に成り代る民主党がどれだけ矛盾に満ちた政党であるかを客観的に評価できない扇動屋たちの知性にある。無制限に民主党を褒めるだけでは、小泉政権より酷い政権に国民の生命を任せる事になってしまう。ただの政治的デマゴークは目的のために事実を隠蔽する。国民を戦争に駆り立てた戦前の朝日新聞と何一つ変わっていないではないか? 今回の選挙結果を導いたものは次の2点だ。メディアが捏造した年金・イラクという争点で、日本が直面する政治課題が隠された事。自民党支持者が小泉政権の北朝鮮外交に嫌気をさした事。今では誰でも分かるのだが、馬鹿げた細川政権が誕生した時ネットは無く、国民はメディアの扇動に乗せられてしまった。

民主党の最大の問題は岡田代表にある、去年11月の時点で5人を北に帰せと言ったり、君が代を国歌と認めず、靖国参拝に反対する。歴史認識が狂った党首に加え、元社会党勢力を始めとする55年体制の亡霊たちや、韓国や北朝鮮からのスパイのような比例区の当選者が多数潜伏している。これが民主党の勝利と言うなら、終わりの始まりではないか?
ところで、支那に媚びる民主党にもっと仲良くしようぜ、という返礼があったが、読者のメールによればツルネン国際局長が2年前から頑張っているとのこと。民主党には「中国船また違法調査 沖ノ鳥島EEZ内 今月5回目の確認」という報道は届いていない?
posted by Kohyu Nishimura at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0)
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