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2006年12月24日

日本は6カ国協議から離脱せよ

12月22日

6カ国協議が12月22日に何の合意もなく終了してしまったのは予想通りだった。何回もここに書いたように、日本は6カ国協議から離脱するべきだ。19日には、国連総会で北朝鮮による外国人拉致を「他の主権国家の国民の人権を侵害する」と非難する決議案が採択されたが、北朝鮮を非難する決議案に反対の21カ国の中に、6カ国協議に参加している支那とロシアが入っているのだから何をかいわんやだ。

昨年、フォラツェン医師と話した時、彼は「儀式としての6カ国協議」は必要だと言っていたが、米国がもはや「儀式」を必要としていない可能性が高まっている。なぜなら、米国の愚かな失政により、今回は北朝鮮が核保有国として6カ国協議に参加したからだ。
12月23日の毎日の記事のように、年内開催にこだわって何の成果も挙げられなかった支那の失政を批判することもできるが、支那も成果を挙げられないことくらい初めから分かっていたのではないだろうか? つまり、支那にとっても6カ国協議は「儀式」だったのだ。米国にとっての「儀式」と支那にとっての「儀式」の意味が180度違っていただけということだ。

6カ国協議とは、もともとが核保有国の東アジア支配体制の話し合いの場に過ぎないのだから、核を保有した北朝鮮にとって、6カ国協議で北朝鮮が核放棄するなんてことは論理的にあり得ない。
それどころか、6カ国協議は日本を永遠に非核化し、支配下に置こうとする米支露の連合国(国連)による協議なのだから、日本は一目散に離脱するべきなのだ。離脱というか、逃走というニュアンスでもいい。

と同時に、日本はブッシュ政権の詰めの甘さを大いに責めるべきで、米国と支那のアジア支配体制の <覇権の弧> からどのように逃れ、拉致問題をどう解決していくかというロードマップの書き直しをしなければならない。まあ、それが再確認できただけでも、意義のあった6カ国協議だと言えるかもしれない。
そんな現状が見えている姜哲煥氏がインタビューした時に浮かない顔だったのは当然だが、彼が一番恐れているのは、米軍再編による米軍の朝鮮半島からの撤退であることに間違いない。米軍再編が韓国の北朝鮮化を否応なしに加速することを彼は知っているからだ。

その流れはもう止められないが、日本人も他人事(ひとごと)ではないことを自覚するべきだ。日本人が日本を守るという鉄則を疎かにすれば、米国と支那にいいように利用され続け、日本の富が米国と支那に収奪され続けるどころか、日本という国自体が消えてしまい、香港のようなただの統治機構になってしまうだろう。
米国の日本資産収奪については、『拒否できない日本』『奪われる日本』という関岡英之氏の一連の著作で詳(つまび)らかにされたが、支那の暴挙はほとんど報じられない。
「40万発の遺棄化学兵器処理、『機構』設置で日中合意」という読売の12月22日のスクープは、支那が日本の富を収奪する構造に、ODA利権と同じような利権が介在することを示唆している。
この件は、「東アジア黙示録」のこのエントリーでほぼ完璧にレポートされている。

TBS????〓〓.jpg※12月15日発売の「TBS報道テロ全記録」に「"洗脳"番組『イブニング・ファイブ』の「プライミング効果」と悪質やらせ取材」、「TBSの大罪 田英夫と筑紫哲也----戦後日本メディアの言論空間を象徴するTBS問題」という拙文を寄稿しています。



WiLLl2007.02.jpg※12月22日発売の「WiLL」2月号に「反日映画「南京」上映を許すな!」を寄稿しました。もともとのタイトルは「情報力で反日プロパガンダに反撃しろ」というものだったのですが、何だか過激なタイトルになってしまいました(笑)。


061222 058.jpg※12月19日からネット配信が始まったネットラジオの年末特別番組でで、「しおかぜ」収録の模様やどんな放送がされているかについて話をしています。
また、番組では、11月以降から12月17日までに発売された、拙文が掲載されている雑誌やムック、編集をしたムックの紹介もしています。是非お聴きください

「撃論」でアンケートを実施中!!
「撃論」で世論調査を定期的に実施します。
そのために、準備段階として以下のアンケートを募集します。

安倍首相の靖国参拝について
日本は核を持つべきか
日本は核保有議論は続けるべきか
在日韓国・朝鮮人問題はどうすべきか

「撃論」vol.2で結果発表!
ご意見も募集しております。編集部にメッセージをお送りください。
・在日問題はどうしたら、解消するか?
・私たちの声は、 どうしたらマスメディアに届くのか?
・拉致問題は、どうしたら解決するのか?
・こんなアンケート、「撃論」でやってほしい
・こんなテーマ、「撃論」で原作にしてほしい
posted by Kohyu Nishimura at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(4)
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この記事へのコメント
此処のコメント欄で撃論への提案や意見書き込みたいのですが宜しいでしょうか?
Posted by 五月雨祭 at 2006年12月25日 20:00
『東アジア黙示録』管理人アネモネです。
拙文をご紹介いただきまして誠にありがとうございます。
恐縮です。
河野=村山政権から少し遡ったのは、『「反日マスコミ」の真実』の中の論文に刺激されたためでした。慌てて関連情報のひとつとして同エントリ内に掲載しました。
「反日マスコミの真実」は一時入手困難でしたが、最近になって再び書店に並び始めました。多くの方に是非読んでもらいたい本です。
Posted by アネモネ at 2006年12月26日 18:48
核弾頭試作に3年以上 費用2000〜3000億円 政府内部文書
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061225/wdi061225000.htm

12月25日の産経新聞の一面に掲載された記事です
小型核弾頭の試作に3〜5年、費用は3000億円という物で
実際に使える核兵器に仕上げるには更に時間も費用もかかるのでしょうが
6者協議が終了し、案の定何の成果もなかったタイミングで
こういう情報が出てくるのは政府による意図的なリークなのかと妄想します
独自によるものなのか、あるいは米国の核を持ち込むのか
形態は分かりませんが、仮に日本の核武装を推し進めるとした場合の
世論の反応を伺う観測気球なのではないでしょうか
または米中に対するメッセージなのかもしれません
北が核武装を既成事実化したら、日本も核武装をせざるを得ない
日本に核武装して欲しくないなら全力で北に核を放棄させろというものです

あるいは有耶無耶になって収束気味の核議論をもう一度という意図なのかもしれません
国会議員の先生方達はどうも核議論には及び腰です
核議論とは言い換えれば国防議論です
北が核武装したら極東の軍事バランスは一変します
軍事バランスを均衡に保つために日本も核武装すべきなのかどうか
するとした場合、どの程度まで核武装するのか
そしてそれは可能なのか、不可能なら次善の策を探るのか
こういう議論が国会で積極的に行なわれるべきではないでしょうか
Posted by ssgn at 2006年12月27日 08:17
軍事、ことに核に関する技術に関しては、日本は実は、「まだ何も手が付いていない」のが事実です。
よく言われる、「ウラン発電で生じるプルトニウムが日本には多量にある」、というのも、技術論から言えば「不安定な同位体(アイソトープ)しか生成されないのに、それを濃縮したところで、核弾頭の材料になる前に勝手に爆発する」のがオチなのです。
こういった軍事技術に関しては、軍オタの方々に議論の一翼を担ってもらうほうが、まだマシというものです。
http://obiekt.seesaa.net/ 週刊オブイェクト
Posted by guldeen at 2006年12月28日 01:22
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