音を立てて崩れる、メディアの信頼性。

特定失踪者問題調査会は昨日から鳥取で現地調査に当っている。1000番代リスト（拉致の可能性が高い）の特定失踪者である松本京子さんの件が主な調査内容だ。13日の「報道ワイド日本　クリティーク」にゲストとしてお招きした木村晋介弁護士も同行している。彼が放送で人権擁護法案について触れたとき、私は毎日新聞が今でも「法案提出に黄信号」などという言葉を使っていると言うと、さすがに驚いていた。木村氏は「メディアは勉強不足で言論・報道の自由を侵す法案を理解していない」と言ったが、読売、産経は反対の意向なのだから、むしろ毎日の記事は確信犯と言える。朝日もそうだが、人権擁護法案のメディア条項が削除か凍結されるので、自分たちに危害がないと解釈して危険性を無視しているだけだ。この根底にあるのは特権意識で、特権に値する知識、客観性のある取材、身の危険を顧みない使命感、余人には窺い知れないスーパーパワー、などのようなものに裏打ちされていれば、まだ特権意識も許される。ところが事態は全く逆である。

ＪＲ西日本の事故報道で顰蹙を買った例のゴロツキ記者もそういったものが背景にある。読売新聞は謝罪しただけマシだが、本当に事故初日から取材していなかったのだろうか？　もしそうなら、初日の会見で私が見た別のゴロツキがいることになる。

ザルカウィ氏は負傷か＝「容体は深刻」と医療筋−イラク
【アンマン１２日時事】イラクの首都バグダッド西方ラマディの信頼できる医療筋は１２日、武装勢力の黒幕とされるヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者が「負傷している」と述べ、米紙の先の報道を確認した。その上で「容体は非常に深刻だ」と語ったが、詳細については言及を避けた。　
（時事通信） - 5月13日9時1分更新

という時事の記事にしても、未だに罪のないイラク人の殺戮を繰り返すザルカウイに「氏」をつける報道が世界でどれだけあるのだろうか？
朝日新聞の社説についてはここでは取り上げないと書いたが、13日の北朝鮮の核実験を巡る社説があまりに酷いので一言。

北朝鮮の核　この悪循環を断て
　北朝鮮がまたひと目盛り、緊張の度合いをつり上げてきた。運転を止めていた５千キロワットの原子炉から８千本の使用済み核燃料棒の取り出しを「成功裏に終えた」と北朝鮮外務省が表明した。この燃料棒を数カ月間冷やして再処理すると、核爆弾の材料になるプルトニウムを抽出することができる。一方、北朝鮮が核実験を強行するかもしれないとの観測もさかんに飛び交う。東北部の山中にトンネルが掘られ、視察用とも見えるスタンドがつくられたという。米国の衛星が動きを察知した。
　そうしたなかでの核燃料取り出しである。北朝鮮外務省は「核兵器庫を増やすのに必要な措置を引き続き講じている」と述べており、核増強が目的であることを示唆している。 危機をひとつ、またひとつと積み重ねていく北朝鮮に憤りを禁じえない。核不拡散体制をいかに実効あるものに改善するか、ニューヨークで続く５年に１回の再検討会議を挑発するかのようだ。
　まして核実験となれば、これまでの平和解決を目指す国際的な努力を文字通り吹き飛ばすことになる。国連安保理での制裁論議に直結するし、この地域が軍事的に緊張することにもつながる。暴挙というほかない。北朝鮮にすれば、危機を極限まで高めていくことで米国を二国間協議の場に引き出したいのだろう。米国が応じなければ、核の量産を続けて核保有国の立場を固める。その延長線に核実験を位置づけているのかもしれない。
　今すべきなのは、こうした悪循環を断つことだ。どうすれば袋小路から抜け出せるかを現実的に考える必要がある。北朝鮮は激しい言動の一方で、米国の意向を心底探りたがっている。「米国が（北朝鮮を）主権国家として認め、６者協議の中で朝米会談をする準備があるとの報道があるが、それが事実かを米側に直接確認して決断する」。北朝鮮の外務省報道官は８日にそう語った。
　鍵を握る米国は、北朝鮮との真剣な対話に乗り出すべきだ。事態を本当に動かせるのは米朝の腹のぶつけ合いだろう。北朝鮮の脅しに譲歩する形になるのを嫌うかもしれないが、これ以上、瀬戸際外交を続けさせるわけにはいかない。ブッシュ大統領が金正日総書記のことを「暴君」「危険な人物」となじり、北朝鮮も「人間のくずだ」とやり返す言葉の応酬を繰り返しても、何の益にもならない。話し合う雰囲気をどう醸し出すかが重要なのだ。
　中国もエネルギー供給や食糧支援などのつながりをテコに自制を北朝鮮に求め、対話へ戻るよう説得してほしい。日本は米国に対し、協議に応じるようねばり強く促すことだ。最大の責任が北朝鮮にあるのはいうまでもない。だが、非難するばかりではこの悪循環に歯止めはかけられない。各国の建設的な努力が求められている。

中学生の作文でももっと気の利いたものが書けるのではないだろうか？　話題にしないとしょうがないので、言いたいことを全部言葉にしないで無理やり書いたとしか思えない。「これまでの平和解決を目指す国際的な努力を文字通り吹き飛ばすことになる。国連安保理での制裁論議に直結するし、この地域が軍事的に緊張することにもつながる。暴挙というほかない」。なんだこれは？　主語は誰だろう？　まさか北朝鮮がこれまで平和解決を目指してきたと言いたいのではないだろう。「鍵を握る米国は、北朝鮮との真剣な対話に乗り出すべきだ」。これは主語が支那の誤植だろうか？　「中国もエネルギー供給や食糧支援などのつながりをテコに自制を北朝鮮に求め」。「テコ」とは何だろう？　「制裁」と書くと北京の編集局から赤字が入るのだろうか？　米国の要請を蹴って重油の供給を止めない支那の煮え切らない態度は、共産党内部の深刻な意見対立が原因なのは世界の常識だ。結びの文など小学生の感想文並で、ほとんど無意味な文章だ。

日本だけでなく米国のメディアも迷走が続いている。つくる会の教科書を巡る米国の報道については雑誌に詳しく書くが、酷いものが多い。米国がコーランを冒涜したという「ニューズウイーク」の報道があり、アフガニスタンで死者が多数出る暴動が起きているが、これは「ニューズウイーク」の根拠のない報道が原因なっていると米国のブログで問題になっている。rogerlsimonのWhat Newsweek Saidという記事とSTRATEGY PAGEのTaliban Get a Boost from American Mediaという記事がある。ライス国務長官はすぐ冒涜を否定したが、日本版だけでなく米国版も「ニューズウイーク」は病気なのだろうか？　「反米の構造」も確かにあるようだ。

読者からのメールによれば、今日、ＮＨＫが午前10時から放送した「明星を夢みて〜若者たちのチャイナドリーム」という番組が酷かったらしい。支那版「スター誕生」を追うドキュメンタリーらしいが、チベット出身の若い女性３人姉妹グループ「ハラマー」（公務員・紅原県）（チベット人）をデビュー前から密着取材している。「ハラマー」の選曲は、解放軍の歌でこんな内容だったという。

ヒマラヤ山
ヒマラヤ山
共産党がやってきた〜
楽になった〜
人民はどんなに苦しくても根を張る
共産党〜
苦も楽になる〜
共産党が来て生活が楽になった〜

そこにナレーションがこう入ったそうだ。「人民解放軍を称える歌。・・・チベットに人民解放軍が来て生活がよくなった〜。審査員の印象がよいそうです。漢民族は一人っ子政策で、三人姉妹は珍しいとのこと」
どう考えても支那共産党の政治宣伝番組であり、ＮＨＫは支那のプロパガンダに一役買っている。と同時に、チベット民族浄化という民族虐殺と文化破壊を肯定し、チベット人の人権弾圧を支援することにはならないのか？　ＮＨＫは、ダライ・ラマ法王の来日を１秒でも報じたのだろうか？　このＢＳハイビジョン特集は問題のある番組が多く、物議を醸しそうな今後のラインナップをご覧あれ。今日の番組も５月19日にハイビジョンで再放送されるが、６月21日、22日、23日の放送が凄そうだ。

Comments

　その歌詞を見て「農奴」を思い出しました。

Posted by 文車堂 at 2005年05月15日 19:01

朝日伝聞の社説ですが、いつもの常套手段ですね。
事実を並べ、批判的な態度を垣間見せながら
「でもね」と言って毒電波で読者を洗脳。

Posted by （　´∀｀） at 2005年05月15日 20:26

やっぱり視聴料不払い続行決定しました。

Posted by mari at 2005年05月15日 20:30

マスコミというのは本当に腐れきってますねえ。
「中国だから間違いないだろう」「反日だから正解だろう」という予断で番組を垂れ流すのはそろそろ辞めにしていただきたいものです。
が、特権階級である彼らを妥当するのはやはり「革命」なんでしょうね。連中の大好きな。

Posted by 田中 at 2005年05月15日 21:04

NHKは相変わらずアレですが、今朝のフジ「報道2001」の中で、「支那によるチベット人虐殺と旧日本軍蛮行とのすり替え」や「韓国は支那の属国に戻りたいのか？」など話題としてちょっと触れておりました。一昔前では完全なタブーであったこのような話題ではありますが、すこしずつ氷河は溶けつつあるのを感じました。

Posted by やまだ at 2005年05月15日 22:01

　毎回の鋭いＮＨＫへのご批判は、実に良い物を書かれると思います。ついては、小生が委託研究員として草鞋を脱ぐ昭和史研究所の掲示板にもお書き下さい。中村代表は、ご存知とは思いますが、月刊『正論』の人気記事「ＮＨＫウォッチング」の執筆者です。必ず取り上げて、ネットに接しない読者にも、全国単位で届くでしょう。

Posted by 土門見人 at 2005年05月15日 22:17

３年ほど前でしょうか、読売（新聞かテレビか忘れました）が某企業の社長の失言を引き出したとして、その記者を表彰したといううわさを聞いたことがありましたが、今回の記者の行動をみて、うわさは本当だったのかもしれないと思いました。
読売に限らずマスコミは、政治家や企業経営者から失言を引き出したり非難の材料を集めることに必死になっているように見えます。「批判精神」も必要でしょうが、「批判」が目的になってしまっては本末転倒ではないでしょうか。
特に大新聞が物事の本質に切り込まず、ワイドショー的な話題ばかりを追いかけて、時には話題作りを画策しているなんて滑稽です。
あの記者への抗議は、個人の振る舞いへの抗議ではなく、そうした取材理念に対するものだと受け止めてくれているでしょうか。私ははなはだ疑問です。

Posted by すいまあ at 2005年05月16日 01:20

すいまあ様

>あの記者への抗議は、個人の振る舞いへの抗
>議ではなく、そうした取材理念に対するもの
>だと受け止めてくれているでしょうか。私は
>はなはだ疑問です。

日本の既存メディアにそんなことを期待しても無理だと思います。既得権益に守られた特権意識で、何の勉強もせず、限られた知識で自分の妄想を報道しているだけです。自分たちの取材理念を疑うなんて、１００％不可能なことだと思います。だから、こうやって、新しいメディアを作っていくしかないんでしょう。
西村さんのブログは毎日１万５０００のアクセスがあり、１ヶ月で４０万〜５０万になります。それもユニークユーザーです。読者はオピニオンリーダー的な人で、ブログを持っていたりして情報を発信できる人です。下手な雑誌や新聞より、ここは影響があるのかもしれませんよ。
絶対に既存メディア、特に朝日やテレ朝は認めたがらないと思いますが・・・・
人権擁護法案が暗礁に乗り上げているのも、そういう新しいメディアのお陰ではないでしょうか？

Posted by ひで at 2005年05月16日 01:42

「間違っているのは相手で、正しいのは日本だ。でも正しい正しいと言っていても『始まらない』。だから云々」という論調は、あちこちで見かけますね。韓国・中国・北朝鮮との関係では特に。朝日新聞の論調はともかくこの理屈自体は全く間違いではないけれども、どうも釈然としないものがあります。

Posted by 葡萄 at 2005年05月16日 06:52

>葡萄様

ただ日本の場合は客観的な事実や十分な証拠をもとに正当性を主張しているわけで、馬鹿三国のように感情論ではないので、「間違っているのは相手で、正しいのは日本だ。〜云々」の主張は当然であり、筋の通ったものだと思います。

Posted by ぽむ at 2005年05月16日 07:25

NHKの酷さには呆れを通り越し恐怖をおぼえます。
先日も(途中からでしたので番組名は明確ではありませんが)明治からの日本の移り変わりを革命闘争史観で描いておりました。
別の番組でも京都のある市場を紹介するとき、しきりに政府が強引に人をどかせて〜等のも妄言を乱発し一生懸命過去否定に力を注いでいるようです。
かと思えば子供番組でキャラクターに「何かしなければという義務が大事なんじゃない、自分が何をしたいかが問題なんだ」をしきりに自己決定権を子供に主張し子供のオレ様化を推進しているようでした。
今はときどき申し訳程度に唱歌などを流し中間を装っていますが明確な左翼であることに間違いはないでしょう。
おそろしいことです。

Posted by もっちゃん at 2005年05月16日 07:36

先ほど朝ズバで、吉田康彦氏が北朝鮮についてコメントされており、「北朝鮮とは共生すべきだ」と仰っておられました。
　氏のホームページでは、4月30日から5月7日まで北朝鮮を訪問されておることが記されており、未だに北朝鮮が大好きなのだなということがとてもよく伝わってきました。
　日本人の中に反日思想を持つ人が紛れ込むのがもっとも厄介だと思います。

ついでに朝ズバで、北朝鮮が核実験に失敗した場合に、日本全体を死の灰が覆うと専門家の方が仰っておられました。
　被害を受ける可能性のある在日朝鮮人の方々には、朝鮮半島に避難してもらったほうがよいのでは無いでしょうか。

Posted by 無名 at 2005年05月16日 08:44

人権擁護法案について焦点のぼやけた記事しか書いてこなかった毎日新聞ですが、今朝の社説ではどうしたのか、まともなことを言っています。

「社説：人権擁護法案　国民の理解得られる修正を」
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/

社説を書いた記者は西村先生のこのブログでも読んだのでしょうか？

Posted by 匿名 at 2005年05月16日 09:39

>>ぽむさん

そうですね。だからこそ釈然としないのです。

Posted by 葡萄 at 2005年05月16日 10:08

NHK、同じハイビジョン特集で小野田寛郎さんも取り上げるんですね…
どうか氏の意志と生き方に反するような、恣意的な編集がなされませんよう。

Posted by Nikita at 2005年05月16日 10:11

おっしゃる通りですな。それと北朝鮮の回し者(蔑)吉田 康彦のような人物こそ(嘲)日本を危うくする第五列ではないですか？

Posted by 無名さんへ at 2005年05月16日 10:14

＞ひで様
う〜んやっぱり無理ですかね。

ブログが力を持つようになってきたとはいえ、今はまだ情報をＴＶや新聞に頼っている人が大多数ですよね。あのチベットの歌のような問題意識のない（それともわざと？）偏向映像や、ゴシップ記事、重要なことが書いてありそうで実は何も語っていない社説を垂れ流し続けていると、こんなご時世でも何の危機感も抱かない人たちが大多数のままです。結局選挙になったら地元に利益をもたらしてくれるだけの政治家に投票する有権者ばかりという状況が続きますよね。既成のメディアがこのままでは、日本もこのままだという不安でいっぱいです。
ああ、どうにかならないものでしょうか？

Posted by すいまあ at 2005年05月16日 10:44

今日の国会答弁にて；

「（靖国参拝に関して）戦没者に対する追悼の仕方を他国が干渉すべきではない。そもそも”罪を憎んで、人を憎まず”という諺は中国の孔子の言葉です。」By 小泉純一郎

小泉ＧＪ。そして朝日は華麗にスルーするでしょう。

Posted by 寅蔵 at 2005年05月16日 12:12

ニューズウィークがコーラントイレ流し事件で誤報だと認めて謝罪しましたね。

アメリカのマスゴミのなかにも反米、反国家思想があるみたいですね。

ただ、謝罪するだけまだ日本のマスゴミよりましか。

Posted by 憂国者ND at 2005年05月16日 12:20

ＮＨＫの偏向に気づいて、嫌気がさしたのはここ5年
くらい前からでしょうか
子供時代は何の疑問もなく、「耳（目も）が痛くても
見なくてはいけないもの」と思ってました
およそごく普通の日本人（生真面目・素直）が選ぶ局
なだけに、洗脳番組は完全に犯罪です

反日であり、お客側を見下したマスコミが日本を占めているのは、どこかで劇的に晒せないものですかねぇ
産経を読むようになって、よく周りに言われるのは
「はっ、あんなん読んだらバカになる」
というセリフです
突っ込んで聞いても、要は誰かにそう言われたことが
あるから、と言うだけの理由です
なんとなく、教科書問題と似てますね
他の新聞も「多少、問題はあるが」産経よりはマシ
こんな風説を流した者が、かつていたのでしょう
私は「問題はどこでもあるが、産経がよりマシ」
と答えてます

Posted by アニ‐ at 2005年05月16日 12:20

大連密使も務めた盟友・山拓さんのトンデモ発言も、下の小泉総理の談話を読むと腑に落ちてしまうんですよね。

■靖国参拝解決は「第三の道」　山崎拓首相補佐官が発言

＞山崎拓首相補佐官は１２日夜、小泉首相の靖国神社参拝に中国が反発していることへの対応について、「第三の道ということになるのかなと思う」と述べ、参拝の中止でも、Ａ級戦犯の分祀（ぶんし）でもない別の方策で解決を探る考えを示した。首相が参拝をやめる見通しがなく、分祀には靖国神社が否定的なことを踏まえた発言だ。ＴＢＳの報道番組で語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0513/002.html

■山崎補佐官：中国側「靖国解決すれば常任理問題も解決」

＞山崎拓首相補佐官は１２日夜、ＴＢＳの報道番組に出演し、今月上旬に中国を訪問した際「中国側が、靖国問題が解決すればおのずから解決できると発言した」と述べ、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題が解決した場合は、日本の国連安保理常任理事国入りへの反対姿勢を改めることに含みを持たせたとの見方を示した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20050513k0000m010171000c.html

■靖国神社参拝と総理大臣の談話

＞また、今後の問題として、靖国神社や千鳥が淵戦没者墓苑に対する国民の思いを尊重しつつも、内外の人々がわだかまりなく追悼の誠を捧げるにはどのようにすればよいか、議論をする必要があると私は考えております。
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2001/0813danwa.html

Posted by るり at 2005年05月16日 15:07

今、さいたま市立北浦和図書館で借りた、スイス政府編『民間防衛あらゆる危険から身をまもる』原書房刊を読んでますが、その１８６�nに『平時のスイスには死刑制度はない。しかし、戦時にはスイスの存立自体が問題となるのであるから、最も峻厳な処置がとられることは、やむを得ない。わが国の中立を守るために部分的動員令が発せられたら、直ちに、連邦内閣の決定によって、軍事刑法については戦時法規が適用され、スパイや妨害行為によって国の安全を害し、兵士や民間人の生命を危うくする者は、すべて死刑に処せられる。』とあります。日本もこのようにありたいですな(･∀･)

Posted by 国防ハ軍人ノ専有物二アラズby加藤 友三郎元海軍大将 at 2005年05月16日 15:13

西村さんのNEWS WEEKへのアメリカのブログを使った言及はさすがでした。

ところで、最近、SPAMトラックバックが多いですね。その一つのブログの管理会社はここです。
西村さんは忙しいと思うので、ここの読者で電突してSPAMを防止するように訴えましょう。
また、若隠居という変な人のトラックバックも、テーマが関係ないのに来ているので、何かを装っているようですが、これもSPAMではないでしょうか？


■ 会社名 グローバルメディアオンライン 株式会社 （英文表記：GlobalMediaOnline INC.）

■ 設立日 1991年5月24日

■ 本社所在地 〒150-8512
東京都渋谷区桜丘町26-1
セルリアンタワー（9F〜12F・総合受付11F）
TEL： [phone]（代表）
03（3461）2222（株主・投資家の皆様）
FAX： [phone]
URL： http://www.gmo.jp/
（一般・サービス）
http://ir.gmo.jp/
（株主・投資家の皆様）

Posted by 反SPAMトラックバック at 2005年05月16日 16:27

>>寅蔵さん
ｱｻﾋﾟ-が夕刊で載せてましたよ。3面で。

Posted by FGS at 2005年05月16日 19:24

＞憂国者ND様

この”誤報”に煽られて、彼の地では死者まで出ているゆえ、只では済まされないでしょう。
ブログは元より、既存のメディアからも厳しい批判にさらされるのは必至でしょう。

当事者の『ニューズウィーク』誌がどう落とし前を付けるか？
これから見物ですね。

ここをお読みの、我が国の記者諸君。
ＪＲに暴言を吐いている場合ではありませんぞ。この出来事を「他山の石」として、しっかりと記憶に留めたまえ。

とは言え・・・・
どっかのコメンテーター辺りで「ブッシュの悪政が誤報を招いた」とか、そんな見当違いのコメントを吐きそうな奴が出て来そうですね（笑）。

Posted by 熊蔵 at 2005年05月16日 19:35

　米国がコーランを冒涜したというのは誤報。
　なるほど…納得できました。
　具体的な事が全く書かれていないため何か変だなと思いましたが。
　情報ありがとうございます。

Posted by 缶 at 2005年05月16日 20:58

テレビの事をいえば、朝と昼とでは視聴者層の違いからそうするのか同じ局なのに言ってることが違うのに驚きました。
例の反日デモのとき朝のテレビでは中国の反日教育に触れ、中国は国家として責任のある態度で謝罪すべしという論だったのですが、お昼ごろの主婦層の見るような番組になりますと、日本は過去中国に悪いことをやった。反日教育の所為といわれるが、あれは80年代ごろからの豊かな中国の恩恵をうけた豊かな層の学生たちで自分の意思でしてるのだ。と説明していまして呆れ果ててしまいました。
その80年代から反日教育が強力に推進され、デモは官製だったことは綺麗にスルーして情報を操作です。
今でもテレビは中韓の悪意の火消しに躍起になってますね。
テレビで特集を組んでは「こんな美味しいもののある良い国なんだよ」とかその類です。
一体あれはなんなのでしょうか・・・

Posted by もっちゃん at 2005年05月17日 00:11

こう言った事をして、それがテレビで報道される国をどう思いますか？
こんな国とマトモな付き合いが出来るのでしょうか。


韓国ニュースサイトの動画ニュース20050516
http://news.naver.com/hotissue/read.php?hotissue_id=303&hotissue_item_id=13395&office_id=052&article_
id=0000077634§ion_id=2
韓国潜り協会の会員たちが日本の歴史歪曲に抗議する意味で日本の象徴である富士山湖に太極旗をさして来ました.


動画 mms://navernews.hvod.nefficient.co.kr/navernews/0001/2005/0516/00077660.wmv

（キャプ画）
http://cgi.2chan.net/n/src/1116258067860.jpg

Posted by ナイアガラ at 2005年05月17日 03:31

先のコメントにて危惧していたことが、現実になりましたね。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050518k0000m030048000c.html
コーラン問題：米誌取り消しも反米感情根強く（毎日新聞）

あのぉ、同じマスメディアとして、この混乱のきっかけを作った「ニューズウィーク」誌へ言う事は、本当に何もないのですか？

Posted by 熊蔵 at 2005年05月17日 21:24

西村先生へ
>日本だけでなく米国のメディアも迷走が続いている。つくる会の教科書を巡る米国の報道については雑誌に詳しく書くが、酷いものが多い。

酷いのは米国だけではありません。今年（平成17年）四月の初めから下旬にかけて、例の「ザ・レイプ・オブ・南京」をネタ本とする報道が世界中にばら撒かれました。このことは、googleのキャシュ機能でご確認いただけると思います。

雑誌に詳しく書かれるご予定でしたら、このことも取り上げてください。日本のマスコミは一言も報道していませんので。

中国が傲慢な態度を見せる背景の一つは、これだと思います。プロパガンダが世界に浸透したことに自信を得ているようです。

Posted by tonchan at 2005年05月18日 00:08

＞熊蔵さん

報道ステーションの古舘さんも似たような発言してたようですね。

http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-64.html　より
＞古舘「記事を撤回しようが、アメリカへの憎しみの連鎖は続く」

彼らに自省うを求めるのは無駄なことでしょうか。

Posted by ｍｋ at 2005年05月18日 06:56

2005/05/18-06:09
日本の常任理事国入りを支持＝靖国参拝に苦言−シンガポール首相

　【シンガポール１７日時事】シンガポールのリー・シェンロン首相は１７日、昨年８月の就任以来初の日本訪問を今月下旬に控え、シンガポール駐在の日本人記者団と会見し、日本の国連安保理常任理事国入りを支持する考えを表明した。一方、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関して「戦争責任を受け入れたジェスチャーにならない」と苦言を呈した。

上のニュースを読んで、華僑が牛耳ってる国は支那擁護ばかりでうんざりだと思っていたら、一方で下のニュース。

シンガポール顧問相、中国に負の歴史教育の重要さ指摘
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050518AT2M1702G18052005.html

Posted by やま at 2005年05月18日 15:14

歴史問題とか小泉ライオンの靖国神社参拝反対は虎の尾を踏んだデモでした。
2003年5月韓国のノムヒョン大統領が米国のブッシュ大統領を訪問した日の記憶がホワイトハウスの大統領側近達の記憶を呼び覚ました。それは韓国が米国の駐韓米軍の戦車が少女をひき殺した事から猛烈な米軍バッシングが起きた。ノムヒョン大統領は韓国の反米勢力の上に乗かて出て来たし、国内の反米勢力を結集してアメリカに対抗する為に政権に就いた。ノムヒョン大統領は今になって「韓国内での米軍基地は必用であると言い始めて米軍の撤退を求めた事を取り消してくれ！」と言う発言を全く信用していない。ノムヒョン大統領自身が北朝鮮の政治勢力の一部だと考えてる。｛ノムヒョン大統領は（父親の墓参り）をしてから米国を訪問したのだ。｝ノムヒョン大統領の義理の父親は北朝鮮のゲリラで朝鮮戦争の時に大勢のアメリカ兵を虐殺した人間だったのでその名前は広くアメリカ人に知れ渡ってるのだ。又2002年韓国大統領の選挙の際にもこの父親の墓参りをした。此れも広くアメリカ人は不快に思ってる。おまけにアメリカのケーブルテレビでは毎日「M・A・S・H」と言う古い朝鮮戦争時代の前線で傷病兵士達の治療に当たったという軍医と看護婦の物語を流してる時期だった。毎回のように傷病兵士が運ばれてくる場面が有る。アメリカの人々は１３万人以上も若者の血を死傷させた戦争を忘れようにも忘れては居なかった。其処へ反米運動が起きて米軍撤退まで要求した金大中大統領から新大統領とっして出て来たノムヒョン大統領の態度はアメリカ人を酷く怒らせている。５０年以上も韓国を北の脅威から守って来た米国民はその最初の登場の段階から非常に衝撃的だったのだ。その時も皮肉にも靖国神社参拝問題で韓国や中国が日本へ内政干渉していたのですよ。一度ならず二度もこの韓国大統領は義理の父親の墓参りをしてた。日本のマスゴミはこのニュースを報道しかった。ところが大勢のアメリカ人はこの事実を知ってるのです。
ノムヒョン大統領の父親の墓参り行為がアメリカの人々の彼に対する反感を強めており「金正日と同じだ」と言う評価を作り上げてる。ノムヒョン大統領の義理の父親が北朝鮮のゲリラであったその人の墓参りをし、その上で選挙に臨み勝ったと言う事や米国訪問前に墓参りをしてきたから来た事を大変印象すけた。韓国内ではビジネスの上からも米国と友好を続けたいと言う人々も大勢居るしノムヒョン大統領を支持する人ばかりでは無い。ノムヒョン大統領は僅かの差で選ばれたに過ぎ無い。今になってノムヒョン大統領が「反米的な姿勢は選挙運動の一つだった」と釈明してもブッシュ大統領は元々反米的だったノムヒョンを信じない。
依然としてノムヒョン大統領を反米勢力のリーダーとみなしている。アメリカに対する感謝の気持も今の韓国の若者には無いと益々考えられている。わが国の首相の靖国神社参拝を云々するこの韓国政府や中国政府の表明はアメリカ人にはこの出来事を思い出させる副作用が有るのです。今の韓国の若者は「北朝鮮が核を持ってる事は知っていますがしかし同属である我々を攻撃する事は無いでしょう。わが国は経済的にも支援してるのだから信頼関係が育ってる」とも言われてる。ましてや「大きな声では言えないが同じ民族の金正日が核兵器を作ったのを誇りに思う」という声も収録されてる。アメリカから考えるとそういう若者を率いてるのがノムヒョン大統領の友人達である。
アメリカはもう韓国政府は助けないだろう。だから一層中国政府と協同戦線で「反日デモー歴史教科書と首相の靖国神社参拝禁止」を声高く吼えまくる程自分の首を絞めてる事になるのがまだ気が付いていない。

Posted by ようちゃんから at 2005年05月19日 01:18

今日の報捨てで古館氏が万景峰号の呼び方で家族会を非難していました。ばんけいほうごうと日本語読みしていたのは政治的意図があると険しい表情で語っていましたが、そもそも向こうの政治圧力で読み方を変えられたことについては一言も触れません。

Posted by nanashi at 2005年05月19日 02:01

初めまして。
初めての書きこみになります。
ここで取り挙げられていた人権擁護法案を知り、各新聞の記事内容を見てみると朝日が一番酷い内容に感じました。

人権擁護法案の方は自民内の反対派が対案をつくると言うニュースがでているので妥協に持ちこまれないか等、少なからず不安に感じています。

今月末めどに対案作成へ　人権法案で自民反対派
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000194-kyodo-pol

Posted by asahi不信 at 2005年05月19日 03:35

＞ｍｋ様

ご指摘の”報ステ”は、久米の頃から既に観なくなって久しいもので、コメントは控えさせて頂きます。
最も、古館が何を言っても別に驚きはしませんが（苦笑）。

しかしながら、本日の産経新聞の社説を読む限りでは、我が国のマスメディアも捨てたものではないでしょうね。

（以下、記事一部引用）
「米誌の誤報　日本も他山の石としたい」

　問題の記事は、キューバの米軍基地の尋問官が収容者の証言を促すため、コーランをトイレに流して動揺させたという内容である。この報道をきっかけに、イスラム圏各国で反米デモが発生し、鎮圧部隊との衝突などで十六人が死亡、百人以上が負傷した。

　ところが、同誌が改めて情報源にあたったところ、「確実に見たわけではない」と不確かな話だったことを認めたというのだ。同誌は、根拠が確認できなかったとして、記事の全面取り消しに踏み切った。

　しかし、不確かな情報に基づく報道が国際問題に発展し、十六人も死亡する事態を招いた責任は重い。事実はどうだったのか。不確かな情報をなぜチェックできなかったのか。改めてきちんとした検証記事が必要だ。
（引用終わり）

この辺の一文は、今回の誤報（捏造？）事件の本質を突いていると思います。
僕が知りたいのは、あくまでも”マスメディアの不確かな報道の末に死者が出るまでに至った出来事”を、当事者の「ニューズウィーク」誌がどうやって始末を付けるか？
それだけです。

さて、”記事を取り消した”だけで「ニューズウィーク」誌が生き残れるのか？
そして、アメリカの他のメディアは、この出来事をどう捉えているのか？

この辺、もっと我が国のマスメディアもきちんと報道して頂きたいものです。

Posted by 熊蔵 at 2005年05月19日 21:04

ttp://03.members.goo.ne.jp/www/goo/k/n/koneko04/frame.html
救いようがない馬鹿だ　[2005年05月17日(火)]
中国で反日運動があり、小泉は中国に謝罪したばかりではなかったかな。
小泉はロンドン大学に留学したことがあるらしい。ロンドンにある大学であっても裕福な華僑や韓国からの留学生と友情を育むということはなかったのだろうか。
中国に対して行った謝罪とは口先だけのものだということが、これで明らかになった。形式だけ謝ることで、この問題にはこれ以上口を挟むなというのが小泉の本音なのだろう。
なんじゃ、これ？小学生の作文かよ。小泉の謝罪など口先だけでその場しのぎだということに中国人や政府は怒っているということくらいわからないのか。「不快感を表明」では、悪いのは小泉の日本国代表としての態度に一貫性がないということであり、そのことを抗議する方（中国や韓国）ではないということが全く伝わっていない。
こういう記事を読むとむかつくので日本の新聞は読まないようにしている。日本国以外では通用しない理屈など報道するなよと言いたい。

　ttp://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050518　コメント欄
koneko04 『先日、靖国神社のＨＰを覗いて驚きました。
靖国神社のＨＰにある資料というカテゴリーだったと思いますが、歴史を捏造しているのではないかというような内容でした。
アタシは日本史に限らず歴史（特に近代史）についての知識が欠如しているので断言はできませんが、あのＨＰに書いてあることを靖国神社は日本以外の国にも認めてもらえると考えているとしたら問題です。詳しくは靖国神社のＨＰをご覧ください。読んでいてむかつきますが。。』

Posted by みつけました at 2005年05月20日 22:17

http://www.asahi.com/paper/editorial.html?t
今日の朝日の社説。
外国人参政権でデムパ垂流しまくり。

Posted by at 2005年05月22日 10:51