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2007年06月12日

恥ずべき国家、日本。李登輝氏と魏京生氏の来日。

China_Sudan_big.jpg5月31日に米国主要紙に掲載された北京五輪ボイコットの意見広告は、4月頃から欧米で急速に拡散するスーダンのダルフール紛争への非難が背景にある。20万人の住民虐殺を支那が直接的・間接的に支援していることに抗議の声が大きなうねりとなっているからだ。
アフリカで資源外交を積極的に推し進める支那は、スーダンの石油の75%を確保し、スーダン政府に武器援助も行っている。欧米で大問題になっているのに、日本ではほとんど報道されないのはなぜなのか?
唯一の例外が産経新聞で、古森義久氏が5月30日に「中国、人権弾圧諸国との取引を拡大 米議員ら指摘、政府の管理一段と」という記事でワシントンから米国議会の動きを伝えた。さらに、古森氏は6月7日にもダルフール紛争に関する下院決議の動きを伝えてくれた
ダルフール虐殺黙認 「中国に抗議」米下院決議

【ワシントン=古森義久】米国議会下院は5日、本会議で、中国政府がスーダン政府の支援を受けた民兵組織によるダルフールでの大量虐殺を黙認していることは、北京オリンピックの精神に反するとして、抗議する決議案を全会一致で可決した。同下院本会議が賛成410票、反対ゼロ票で可決した同決議案は、「ダルフールでの大量虐殺をやめさせるように影響力を行使することを中国政府に求める」としている。
 超党派61議員により、5月21日に共同提案された同決議案は、拘束力こそないが、最終的に共同提案者は130人に上り、5日に採決された。
 同決議はダルフールでスーダン政府に支援された勢力が2003年以来、競合部族の大量虐殺を続け、その犠牲者はすでに数十万に達したとして、中国が(1)スーダン産石油の70%を購入する(2)スーダンとの軍事協力を強め、2005年には兵器類約7000万ドル以上を売った(3)スーダンに総額100億ドルを投資した−ことなどから、スーダン政府に対し独特の強いきずなを保つ立場であるのに、大量虐殺をやめさせようとしなかった、と抗議している。
 同決議はそのうえで中国政府に対し(1)ダルフール大量虐殺を認識したうえで公式に非難する(2)スーダン政府への兵器の販売を全面停止する(3)スーダンとの経済協力や投資を停止する−ことなどを求める一方、とくに中国政府がこの種の大量虐殺を認め、支援することはオリンピックの精神にはそぐわない、として、中国がダルフールでの大量虐殺を阻止するための行動をとらない場合は北京五輪のボイコットも辞さないという姿勢を明らかにした。
 同決議の審議の際には下院本会議で共同提案者のジョン・タナー議員(民主党)が「このままだと北京五輪はジェノサイド(大量虐殺)五輪となる」と述べ、中国政府がダルフールでの虐殺阻止への行動をとらない限り、北京五輪開催への反対を表明する姿勢を打ち出した。ボブ・グッドラテ議員(共和党)も「中国は五輪開催国としてこの種の蛮行を阻止する責任がある」と非難した。
日本の他のメディアは今でも不気味なほど沈黙しているが、ちょうどその頃、米国滞在中の支那の民主化闘争のリーダー、魏京生氏が成田で入国できないという事態になっていた。6月2日来日した魏京生氏は、天安門事件(1989年6月4日)18周年を記念する6月3日の支那民主化集会に参加する予定だった。他にも講演などの予定があったのだが、入管は「上からの指示」で入国を拒否していたのだ。

? 030.jpgさて、上って何? ということになるが、まるで「上」とは北京政府であるかのような入管の口ぶりだ。自民党の一部議員や民主党の某議員が動き、何とか魏京生氏は6月7日に入国できたが、日本は汚点を残したと言える。価値観外交を推進する安倍政権と麻生外務大臣は、支那の工作が政権中枢まで及んでいることに警戒しなければならない。
朝日新聞やNHKが支那の共産党の広報機関であるばかりか工作機関にまで堕していることは周知の事実になってきたが、政府与党の工作員を排除できないで、価値観外交などできるわけがない。

6月8日、帰国当日に都内某所でインタビューを受けてくれた魏京生氏


魏京生氏のインタビューの一部をここで聞いていただければ分かるが、魏氏は李登輝氏が6月7日の講演で述べたこととほとんど同じことを語ってくれた。つまり、日本がアジアでイニシャチブを取らなければ、東アジアは支那の覇権主義の暴力に席捲されてしまい、平和は保たれないということだ。朝日新聞の社説と人民日報の社説はほとんど同じだと私が言うと、魏京生氏は大声で笑ってくれたが、空恐ろしいものを感じてくれたようだ。

李登輝氏は5月30日に来日し、魏京生氏とスケジュールが重なっていた。つまり、台北で以前友好を確認した両氏が東京で再開するチャンスもあったのだ。逆に言えば、この機会を逃した日本政府と外務省に、戦略など組み立てる意思も能力も無いことを証明したようなものだ。むしろ、外務省のチャイナスクールや支那ODA利権勢力が、積極的にそんな機会を作らせないと水面下で動いたことが確実となった。そして、何よりも二人の東京での再会を恐れたのは、支那共産党に他ならない。

ダライラマ法王も来日して、李登輝、魏京生、ダライラマというノーベル賞級の3人(実際、ダライラマはノーベル平和賞受賞者だが・・・)で、靖国参拝をしてもらうくらいの戦略を立ててこそ、「戦後レジームからの脱却」と言えるのではないのだろうか? 私が魏氏にお会いする前日、魏京生氏は特定失踪者問題調査会で北朝鮮向け短波ラジオ「しおかぜ」のメッセージの収録を行った。私は全然知らなかったが、さすが機を見るに敏な荒木和博氏だ。

日本が恥ずべき国家である現状は、朝日、NHKという全国メディアや北海道新聞、中日新聞、西日本新聞など地方メディアが、自らの左傾旧メディアの偏向ぶりと相まって、支那共産党の広報機関になっていることだけでなく、国会議員の225名もが「北京五輪を支援する議員の会」などという世界中探しても日本にしかない滑稽で悲惨な団体を作っているということだけで、十分理解できるはずだ。
何しろこの情報、ほとんど日本のメディアが報じていない。ダルフール紛争で世界中で北京五輪への非難が高まっている中、河野洋平はこんな恥ずかしい団体の会長になっているのだ。
日本で「北京五輪を支援する議員の会」設立
2007年03月27日
 日本の衆参両院の議員225人による「北京オリンピックを支援する議員の会」が26日午後、東京で設立総会を開いた。日本の国会で現在最大規模の、非常設・超党派議員連盟となる。設立総会には中国の王毅駐日大使も出席し、設立を祝福するとともに、スピーチを行った。
 会には、河野洋平衆院議長、中川秀直自民党幹事長、鳩山由紀夫民主党幹事長など国会議員41人が出席。河野洋平議長を会長に、中川・鳩山両幹事長を会長代理に選出した。相次いであいさつに立った3氏は、北京五輪を支援するために、心を1つにして協力し、知恵を出し合うよう呼びかけた。
支那の軍事費が日本を上回ったことを昨夜から各メディアが伝えているが、今の時点でNHKは全く報じていない。支那の軍事費には兵器購入費は含まれておらず、日本の軍事費は人件費が突出しているにもかかわらずだ。
李登輝氏と魏京生氏に共通した認識は、日本が憲法9条をできるだけ速やかに棄て、価値観外交の同盟の絆を強めなければ、支那は必ず暴発するということだ。アジアを戦争の危機から救うのは、日本の9条破棄と軍事力の向上、そして核保有であることは言うまでもない。
そう言えば、このニュースも要注意だ。
「中間線・沖縄トラフ間」で模索=ガス田共同開発、白樺を拒否−中国
2007/06/10-02:32
【北京9日時事】東シナ海のガス田開発をめぐる日中政府間協議で中国側が、日本が排他的経済水域(EEZ)の境界線と設定する「日中中間線」と、中国が境界線と主張する中間線より日本に近い「沖縄トラフ(海溝)」までの間の海域を共同開発の対象とし、双方が受け入れ可能な場所を模索するとの道筋を示していることが分かった。中国外交筋が9日までに明らかにした。
 先月25日に北京で開かれた日中局長級協議で中国側が共同開発の新提案を示さなかった理由について、同筋は「双方の立場の隔たりが大き過ぎるからだ」と説明。中国は、中間線付近の白樺(中国名・春暁)などのガス田の共同開発を求める日本提案に関して「中国は中間線を認めておらず、絶対に受け入れられない」(同筋)と拒否。双方が妥協しない白樺ガス田などの扱いで突破口は見いだせていない。
ところで、面白いものがあります。ここにURLを入れると、現時点でそのサイトが支那で見られるかどうかチェックできます。色々なサイトを試すより、ブロガーの方は真っ先にご自分のサイトをチェックして下さい。
posted by Kohyu Nishimura at 08:37 | Comment(4) | TrackBack(4)
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この記事へのコメント
お疲れ様です! 休憩時間なので自分のブログのチェックだけしました(^-^)

結果は「Your URL is Blocked!」でした。以前中国の掲示板に 「靖国神社 参拝者の国籍」という記事へのリンクが張られました。確か数日はアクセスがありましたが、その後パッタリと途絶えました。今回のチェックで確認がとれ、スッキリしましたw
Posted by hiro at 2007年06月12日 10:16
久しぶりの更新、お疲れ様です。
お忙しいとは思いますが、楽しみにしております。

シナの北京オリンピックとダルフールに関する米議会での決議案って産経以外は報道していないのですか?テレビでも見かけないし、どうりで話題にする人が少ないと思いました(朝日読者の上司などキョトンとしてました、、、)。古森さんは相変わらず良い仕事をしていますね。
我が安倍総理も早々と「政治とスポーツは別物」などと宣言しなければ、良いカードになっていたかも知れないのに、非常に残念です。
Posted by ぱとり夫 at 2007年06月12日 19:01
魏京生氏の入国を不許可とした事情、それに責任がある人の名前が明らかになることを願っています。透明性と説明責任を、その人たちにつきつけることができたらいいと思います。

魑魅魍魎には日の光が当てられるべきです。
Posted by bigbadjohn at 2007年06月12日 22:57
「李登輝氏は5月30日に来日し、魏京生氏とスケジュールが重なっていた。つまり、台北で以前友好を確認した両氏が東京で再開するチャンスもあったのだ。逆に言えば、この機会を逃した日本政府と外務省に、戦略など組み立てる意思も能力も無いことを証明したようなものだ」という西村さんは、主権とは何かを知る日本人だからこそ出てくる分析です。
 すると、外務省に西村分析を分かれといっても無理。では、麻生さん?今回の魏氏入国不許可で答えは明らか。では、官邸か?はてさて。官僚にも議員にも主権がわからなくなって久しい背景にあるものを考える必要があります。http://blogs.yahoo.co.jp/wsnrn975/8625489.html
Posted by 主権の観える一日本人 at 2007年06月13日 09:03
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