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2007年07月10日

拉致問題の怪しい動きと、朝日新聞社説の補足

まず、7月9日付エントリーの補足から。7月7日朝日新聞社説が南京虐殺が30万人というのは多過ぎだろう、と書いている。これを以って朝日の社論転換とか、過去の過ちを反省したと考えるのは間違いだ。朝日が、本多勝一の「中国の旅」で「30万人虐殺」を流布させたのは、当時の支那共産党の意向に沿ったもので、今回の社説の次の言葉も現在の共産党政権の意向に沿ったものだ。
例えば、南京大虐殺をめぐる論争を建設的な方向へ押し出す。犠牲者数について中国は30万人と主張するが、いくら何でも多すぎないか。一方、あれは虚構だと言われれば、中国側が反発するのは当然だ。両国の歴史共同研究で冷静に検討が進むことを期待したい。
朝日がこんな事を書く約5ヶ月前、今年の1月30日に東京で上海社会科学院歴史研究所の程兆奇研究員と南京師範大学の張連紅教授の講演が行われ、彼らはこれまでの支那の南京研究は歴史的なものでく、政治的なものだとはっきり言っている。

ebhEIVX.jpg講演後彼らにインタビューしたのだが、二人とも「30万人」という数字は否定した。幻の百人斬りの汚名を着せられた向井、野田両少尉の写真を撤去すべきと言ったら、「真実かどうか研究が必要だ」とまで答えるように変化しているのだ。
彼らはもちろん、反体制的な学者ではない。つまり、現在の支那共産党の考えが表向きはそうなったということだ。

しかし、そんな支那共産党の表の顔とは別に、米国下院外交委の慰安婦対日非難決議案採択を側面から促進して、マイク・ホンダ最大の政治資金団体にもなっている「世界抗日史実維持連合会」が、AOL副会長のテッド・レオンシス製作の捏造映画「南京」を資金面でも支え、国営テレビCCTVもこの映画の製作に資金協力をしている事実を見逃してはならない。
この映画は、日本軍の30万人虐殺・強姦を喧伝するアイリス・チャンの捏造書「ザ・レイプ・オブ・南京」を下敷きに作られたものだ。支那は共産党の表の顔と裏の顔で、二方向から反日プロパガンダ情報戦に臨んでいる。

拉致問題だが、昨日、特定失踪者問題調査会が会見で明らかにしたように、新たな拉致被害者、矢倉富康さんが急浮上した。矢倉富康さんが写った写真がなぜ撮影できたのか? 今年3月の撮影に、矢倉さんが立ち合う事をなぜ北朝鮮が許したのか? 色々と謎は多い。
さらに、脱北した北朝鮮保衛部幹部が、2003年に3〜4人の男性の日本人拉致被害者が政治犯収容所でボイラー工として働かせられていたと証言した6月28日の韓国中央日報の記事も非常に重要だ。
 パク氏は2003年ごろ、仕事で北部両江道(リャンガンド)にある政治犯収容所を訪問したとき、ボイラー工として強制労動をさせられていた日本人を目撃したと述べた。パク氏は「親しい収容所管理者から日本人拉致被害者が3〜4人収容されているという話を聞いた」と伝えた。
 パク氏は昨年7月まで北朝鮮興南港(フンナム、咸南咸興市)で船舶の出入りを統制する責任者となった。パク氏は「武器輸出は機械部品で偽装し、行われた」とし「主に中東・アフリカ国家との取り引きだった」と言った。また「ミサイルの輸出は午前1〜2時ごろ、一般労動者を帰してから護衛司令部(金正日警護部隊)所属の労動者たちが船積作業をした」とし「厳しい警戒をしたのはもちろん、人工衛星やカメラに露出するのを防ぐために電波妨害車まで配置した」と説明した。
これらの情報が噴出してきた理由の一つに、北朝鮮が何らかの拉致問題の進展を示し、解決したということにして、日本から巨額の資金を引き出す事にある。ブッシュ政権も現在それを望んでいるので、米朝の思惑がその一点で一致するのだ。
また、覚醒剤使用と密売によって元北朝鮮工作員、安明進氏が韓国官憲に逮捕されたという報道もかなり怪しい。安氏が日本の拉致問題解決に果たした役割は極めて大きく、謀略の可能性もあり、現時点の情報で判断は不可能だ。
いずれにしても、日本は、「日朝平壌宣言」はすでに北朝鮮によって破棄されたという見解を外交カードとして持たなければならない。

関連リンク
●安明進氏逮捕に思うところを少々
http://piron326.seesaa.net/article/47574493.html

日刊スポーツのコラムに書いた韓国の冬季五輪招致のサイトはここで、バナーはこれ。これは日本沈没だ。
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※日刊スポーツWEBで、アジアカップのコラム連載が始まりました。
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※ネット上で河野談話白紙撤回のオンライン署名が行われている。
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posted by Kohyu Nishimura at 14:55 | Comment(11) | TrackBack(6)
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この記事へのコメント
厚生労働省、韓国のハンセン病療養所元入所者に1人800万円の補償金支払い決定 [07/09]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1183991079/
Posted by 韓国にまで手厚く援助 at 2007年07月10日 15:03
気をつけて!
夏に日本のマスメディアが韓流大キャンペーンやる。
NHK筆頭に、もはや日本のマスメディアが私達日本人の言論弾圧と反日を報道で誘導している。
Posted by 日本のマスメディアが煽動 at 2007年07月10日 15:04
朝日は再起不能でしょうか?日本から消える以外、日本のマスコミの正常化はないのでしょうか?そうだとしたら一刻も早く消えてもらうほうが日本のためになる。
Posted by 将来 at 2007年07月10日 21:11
「日本におんぶにだっこで五輪開催」と言う韓国の決意の表れでしょうか?


だが、断る!
Posted by tako at 2007年07月10日 21:26
朝日以外の新聞も、テレビも、ラジオも、インターネットニュースも、どのマスコミも無茶苦茶です。
Posted by たか at 2007年07月10日 21:35
西村様
在特会で幹事をやっております八木といいます。No! Koreaでは熱気溢れるお話ありがとうございました。
さて、最近のマスコミ報道ですが、安明進氏の逮捕といい、赤城徳彦先生への疑惑キャンペーンといい、拉致の問題に取り組んできた人を攻撃対象にしているような気がしてなりません。そう考えてみると故松岡氏へ疑惑をかけた時も狙いは中井洽先生にあったのではないかと疑ってしまいます。
そのうち国民の目が横路孝弘氏のところの大邸宅(元選対本部長宅)や小沢一郎氏の確定日付の無い不動産確認書の方に向かっていくのではないかと思います。否むしろそうなってくれることを期待しています。
Posted by 自称化学者 at 2007年07月11日 00:23
アカピヤクザが300億円出せと恐喝したものの取れなくなり、幾らなら出せると脅迫のやりなおし。
日本人の購読料広告費でシナの大便もとい代弁撒き散らしの不潔な汚染新聞です。
Posted by tatu99 at 2007年07月11日 08:23
冬季五輪招致のサイトの件ですが・・・。

バナーと http://www.pyeongchang2014.org/eng/main.html の上部に表示されるバックグラウンド地図をPC上で拡大してみました。
これを見てみると、青く塗られている部分は朝鮮半島ではないですね・・・。朝鮮半島はその西側にあるチッコイ黒塗りのところ、樺太のように見えるところはカムチャッカ半島のように思えます。形状もそんな感じがします。

ということは、青塗りされた部分はハバロフスク・ウラジオストックあたりから日本の一部の区域で、北海道東部・九州・四国・本州太平洋沿岸部はそこからはみ出している。

自分の領土は捨てたのでしょうか。それとも、ロシアでやりましょう!っていう意味なのでしょうか。やっぱり、tako様のご指摘のとおり「日本におんぶにだっこ」という意味なのでしょうか。

まぁ、いずれにしても、私はあまりお行儀が良いとは思いません。
Posted by 通りすがり at 2007年07月11日 08:34
捏造南京映画は客が入らないで困ってるようですね。南京では上映もしていないし。

2007年7月3日、南京大虐殺の被害を伝える記録映画「南京」の中国公開が始まった。映画の出来について賞賛する記事が溢れかえる一方、それと反するように冷淡な映画館サイドの反応が明らかとなった。

大虐殺の現場である江蘇省南京市では、なんと3日の公開日に放映する映画館がないことがわかった。「今は夏休みが始まったばかりで、映画館では娯楽大作が目白押し。そんな中でこの映画を上映すれば、おそらく空席だらけになると予想される。そうなれば教育にもよくないし、国内外に誤ったメッセージを伝えることになりかねない」と、市内のある映画館関係者は語った。

同関係者によると、南京市では夏休み後にも映画「南京」の大キャンペーンを展開する計画が進められているという。初回上映は南京市中華門の城壁に投影するなど大がかりなイベントが準備されているのだとか。「非商業的な映画をヒットさせるには事前に綿密な仕掛けが必要だ。昨年の「東京裁判」がその好例で、今回も同様の仕掛けが準備されることになるだろう」という裏事情がある。別の映画館関係者も「こういう題材の映画は客の入りが悪い」と観客動員力を不安視して上映しないことを認めた。

上海市では各映画館で上映が開始された。市内7館では7月7日に7元(約110円)で観賞可能な割引キャンペーンを実施するなど、盛り上げに必死だが、今後続々と登場する夏休み映画のなか、いつまでスクリーンを確保できるのか、不安視されている。(翻訳・編集/KT)

http://www.recordchina.co.jp/group/g9604.html
Posted by 客が入らない南京映画ww at 2007年07月11日 14:21
西村様、こんばんは。

>「日朝平壌宣言」はすでに北朝鮮によって破棄>されたという見解を外交カードとして持たなけ>ればならない。

上記のご主張、まさに私も懸念するところです。日朝平壌宣言の無効を日本政府として正式に表明する最大のチャンスは、北朝鮮が核実験を実行したことを表明したときでした。

あのときに同宣言無効を表明しなかった政府は何をやっていたのかと思います。

これからも北朝鮮は、同宣言無効あるいは破棄のきっかけとなるようなことをやるに違いありませんから、どういうことを北がやったら即座に同宣言を破棄するのか、マニュアルを作る必要性すら感じます。

少し昔のエントリですが、TBさせていただきます。
Posted by ナルト at 2007年07月12日 18:39
中国では毎日のように暴動が発生しています。
この状況で反日を押さえ込んで万が一日中融和を実現した場合、歴史認識においても融和してしまいグダグダになる可能性があります。
そうすると「天安門を再評価せよ」とか「文革を検証しなおせ」とか、さまざまな要求が噴出する可能性があります。
ただでさえ人民から蛇蝎のごとく憎み嫌われている共産党ですから、「抗日戦争勝利」の建前が揺らぐ事態に発展する事は避けたいでしょう。
「戦勝国の意地とプライド」と「共産党の存在理由」をかけてアメリカに必死に働きかけている・・・という見方もできるかと思います。
Posted by nanashi at 2007年07月13日 18:54
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