たまには軽い話題から。ミュージックバトンという一種のチェーンメールのようなものが、「こん」さんという方のブログからトラックバックされていたことに昨日気づいた。実は、コメント欄やトラックバックをほとんどチェックできない状態が続いている。申し訳ありませんでした。基本的に「酔夢ing voice」は読者やブロッガーの情報共有化のハブになればと思っているので、私にメッセージのある方はメールを送って頂ければいいのだが、このようなメッセージは見落としてしまう。スパムのコメントやトラックバックは、某協力者の方に日夜処理して頂いている。感謝しています。
3日夜のTBSの情熱大陸がジャズミュージシャンの菊地成孔氏を取り上げていた。この人の音楽観はけっこうピッタリ来るので好きなミュージシャンの一人でもある。だが、私は昔からミュージシャンとアスリートに嫉妬している。なぜなら、絶対に自分の能力で及ばない人たちだからだ。

高校時代に「JAPAN'68」というクインテットのバンドを作って、ジャズの真似事とボサノバをやっていたが、自分の限界は悟っていた。また、陸上部で中長距離ランナーをやっていたが、その分野でも自分の限界は見えていた。アラン・シリトーの境地にも至れなかった自分がいる。だから、情けないことに大学に入った頃には、音楽とスポーツは「聴くもの」と「観るもの」になってしまった。かくて、ミュージシャンとアスリートは永遠の嫉妬の対象となった。何しろ、何をどうもがいても、なれない。才能がないからだ。F1ドライバーやサッカー選手を理解しようと思ったのはそんなコンプレックスの裏返しだろう。したがって、菊地成孔氏はもちろん、友人のジャズミュージシャン、井上信平君やクラシックのフルーティスト、中山早苗(武蔵野音楽大学専任講師)さんは、年下の友人というより、永遠の憧れの的でもある。さて、送られていたトラックバックにお答えして、私も誰かに送るしかない。

最初の質問はカット。

(02)
(今聞いている曲) Cherokee(チェロキー)  バド・パウエル

(03)
(最後に買ったCD) 平均律クラヴィーア曲集第1巻 ウイルヘルム・ケンプ(POCG-90106)今年の5月頃。

(04)
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
1 マイルス・ディヴィスの「Kind of Blue」に入っている「So What?」
マイルスの口癖だった「So What?」(それが、どうした?)がタイトルになったと言われているジャズ史上の名曲、名演奏。最近の支那発の報道を読むと、まさに「So What?」と言えばいいから。後で詳しく。

2 Summer Samba ワルター・ワンダレイの演奏
高校2年のときに結成した「Japan'68」というクインテットのテーマ曲にしていた。この曲はボサノバの名曲でカバーが多いが、ワルター・ワンダレイのものが最高にgroomy。夏の夥しい太陽と波の音とビキニの女の子の灼けた肌を感じさせる。セルジオ・メンデスがブラジル65で演奏したワンダ・ジ・サーのボーカルもたまらないリオのデカダンを偲ばせる。

3 マイルス・ディヴィスの「Milestones」に入っている「Milestones」。
この曲がジャズを好きになった「一里塚」だった。ジャケットのかっこ良さ、マイルスの音とマイルスの一里塚を掛けたお洒落なタイトルにも驚いた高校1年の冬。CBS移籍第一弾だった。今は亡き吉祥寺のFunkyに足繁く通うようになる切っ掛けを作ってくれた想い出の曲。

4 And I love her
もちろん、ビートルズの曲だが、ゲイリー・マクファーランドの演奏が最高。自分のバンドのレパートリーにしていたが、バースの口笛によるアレンジはゲイリー・マクファーランドをコピーした。マクファーランドの演奏は、中学時代に聴いていたTBSラジオの「ミッドナイト・ジャズレポート」という深夜番組のテーマだった。成瀬れいこ?さんのたまらないほどセクシーでクールなナレーションを思い出す。スポンサーが立川のミントン・ハウスというjazz clubだった。ジョン・レノンが射殺された翌日、昼過ぎに勤務先の広告事務所から近い千駄ヶ谷の「Peter Cat」で、私はこれをリクエストした。村上春樹がまだ営業をしていて、店でお皿を回していた。彼が群像の新人賞を獲った直後ではないかと思う。「あ、それはないんです」と言った村上氏は、何も言わずにサラ・ボーンが歌う「ヘイ・ジュード」を掛けてくれた。二人の間で会話はそれだけだった。村上氏は絶対にゲイリー・マクファーランドやバド・シャンクなどのウエスト・コースト・ジャズが好きなはずだ。確信している。

5 Go West  Petshop Boys
W杯フランス大会最終予選アジア地区第3代表決定戦、日本対イラン戦の取材のため成田へ向かう東関道で、ジョン川平が決戦を煽った後で掛かった曲だ。当時、J-WAVEは偏向報道などなかった。というより、現在のFM局が限りなく中波に近づく放送になってから変になったので、FMは音楽だけを流していた。150キロのクルージングでラジオに併せて思いっきり大声で歌った記憶がある。
それと、不謹慎かも知れないが、5曲の中に入れたかったのが「海ゆかば」だ。大伴家持の素晴らしい和歌に、慶應塾歌の作曲者である信時潔が曲をつけた不朽の名作。自然と涙が出てくるのは、まさに鎮魂と思いやりの歌だからだ。この歌が理解できるかどうかが、反日キチガイのリトマス試験紙?

(05)
(バトンを渡す5名)ご迷惑かも知れないが、よろしくお願いします。
西尾幹二氏、遠藤浩一氏、福田逸氏、佐藤守氏、荒木和博氏の5名に決定!

ところで、「So What?」と言い返したいのが以下のニュースだ。おい、それが、どうした? 自爆して本音を曝して恥ずかしくないのだろうか?
「侵略を美化」と批判・両陛下の訪問で中国紙

【上海28日共同】天皇、皇后両陛下のサイパン訪問をめぐり、中国各紙は28日「侵略を美化する」などと批判する記事を掲載した。共産党機関紙、人民日報は報じていないが、上海紙の新聞晨報や北京紙の北京青年報、新京報など大衆紙に批判的な論調が目立つ。
 新聞晨報は、天皇は「殺人者」と「被害者」への対応を区別すべきだと指摘。「先の大戦によって命を失ったすべての人々を追悼する」との天皇の言葉が「侵略者を美化する言葉で、歴史に対する正確な認識と反省を欠いている」と批判した。
 新京報は、天皇が慰霊する戦死者は「靖国神社の戦犯と同じ穴のむじなだ」と断じ、天皇の慰霊の旅が「小泉純一郎首相の靖国神社参拝に大きな支持を与えることになる」とする日中関係研究者の見方を紹介した。 (23:04) 日経6/28
中国・広東省の毒ガス:旧日本軍の遺棄化学兵器と認める--外務省

 外務省は26日夜、中国広東省で21日に発生した毒ガス事故について、現地調査の結果、旧日本軍の遺棄化学兵器によるものと認めた外務報道官談話を発表した。この事故では、広州市内で川砂を採取していたとみられる住民3人が毒ガス被害に遭い、病院に搬送された。談話は事故について「被害者に心からお見舞い申し上げる」としたうえで、遺棄化学兵器の処理に最大限の努力をする考えを示した。
毎日新聞 2005年6月27日 東京朝刊

「極めて遺憾だ」。それがどうした? 細田官房長官! 遺憾と思ったら、河野洋平と外務官僚の私財を投げ打つべきである。敗戦後、武装解除して、連合国軍、ソ連軍、国民党軍に全ての武器・弾薬を渡した日本に一切の責任はない。税金から1円も供出してはならない。
中国の旧日本軍毒ガス被害、官房長官「極めて遺憾だ」
 細田官房長官は27日午前の記者会見で、中国広東省広州市で住民3人が旧日本軍の砲弾の毒ガスで負傷したことについて、「極めて遺憾だ。被害者の方々に心からお見舞い申し上げる。吉林省を中心に処理施設の建設を進めており、こういった問題とあわせて適切に対応したい」と語った。
(2005年6月27日13時49分 読売新聞)