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2007年12月19日

映画「南京の真実」と、日本の「1984」的言語空間

Nankinnoshinjitsu.jpg12月14日に南京の真実をめぐる二つのシンポジウムが開催された。昼の部、夜の部の二本立てで私は夜の部に参加した。映画「南京の真実」の製作者・監督である、CS局放送局、チャンネル桜代表の水島総氏が司会を務めた。参加者は、西部邁氏、田久保忠衛氏、藤岡信勝氏、水間政憲氏という顔ぶれだった。色々なことを討論できて楽しい時間を過ごせたが、皆さんと討論したような内容がなかなかメディアに出にくいという状況が一番問題だと思った。

シンポジウムが始まる前に水島氏が撮影の苦労話のエピソードを披露した。撮影所で「南京の真実」とスタッフルームに張り紙をしていたら、「はずしてくれ」と言われたこと。巣鴨プリズンの跡地の撮影許可を取るのに、豊島区役所が躊躇し、考えられないほど時間がかかったこと。さらに、アメリカの撮影でも俳優組合にこの映画に協力するな、という圧力がかかったことなど、普段、普通に暮らしていれば気づくことができない歪んだ空間の中に私たちが閉じ込められていることを痛感した。
ジョージ・オーウェルが『1984』で描いた全体主義社会の恐怖そのものに、私たちは気づかないまま直面していたのだ。「反日マスコミの真実2」の巻頭言に書いた内容がリアルであることを痛感させられた。

おそらくアメリカで撮影を妨害したのは米国下院とカナダ下院で日本の慰安婦非難決議案を推進した、在米反日華人組織、世界抗日史実維護連合会だ。それにしても、出演を断った俳優や撮影所での奇妙な圧力を思うと、私たちの想像以上に現在の日本の空間は歪められている。これは単純なイデオロギーの問題ではない。その中に暮らしている私たちが気づかないことが一番の問題なのだ。
他国を侵略し滅ぼすのには、じつは殺戮兵器より、そこの国民の言葉を奪うことのほうが有効だ。武器は無限の殺傷を行えるが、無限の憎悪と復讐心を相手に残す。しかし、言葉を奪って思考空間を捻じ曲げさせることで、侵略者に親和的な感情を植え付けることのほうが本当の支配を可能にする。

まさに、現在の日本がその状態であると改めて気づいたのだ。大東亜戦争に敗戦後、日本はまず真っ先に言葉を奪われた。「大東亜戦争」「八紘一宇」という言葉が使用禁止になったのだが、6年半後の昭和27年(1952)4月28日に独立し、主権を回復したにもかかわらず、日本は占領下そのままの言語空間に閉じ込められたままなのだ。
シンポジウムでは色々なテーマが論じられた。しかし、南京問題の本質は、支那や米国の政治宣伝ということ以前に、結局、日本人自身の問題になるのではないかと思った。

「南京の真実」の特別予告編とこのシンポジウムの模様は、来年1月1日元日、午後7時からスカイパーフェクTV!チャンネル桜で放送される。スカパーを受信できる状態なら、チャンネル241で無料視聴できるし、インターネット放送 So-TV!での視聴も可能だ。

完成試写が間近であることを多くの日本のメディアは報じないが、外国の通信社は客観的に報道している。すでに11月26日にロイターがTVニュースを世界配信した。


12月12日にはAFPも「あるシナリオライターが、南京虐殺は決して起こらなかったこと証明したい」という記事を配信した

posted by Kohyu Nishimura at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(4)
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この記事へのコメント
これですね。

閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本
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Posted by 7743 at 2007年12月19日 21:42
西村先生がおっしゃるように、支那や米国よりも、むしろ我々日本人の問題だと思います。
最近は「もうだめなんじゃないだろうか」と考えてしまうことも多くなりました。
Posted by 風車 at 2007年12月20日 11:33
はじめまして。戦後60年が過ぎてなお、いまだに精神の占領が続いていると本当に感じます。
シナ人や朝鮮人や、事実も調べることなく反日団体からの献金をうけ、魂までも売り渡してしまった欧米人よりも、多くの日本人が悪魔に魂を売り渡し、自国を愛することもなく蔑み続けることのほうが、問題でしょう。
風車さんのコメントにもありますが、私も「日本は亡国への道をひた走るのでは?」と暗澹たる気持ちになります。とはいえ、日本人として日本の名誉と誇りを護らなければ!という気持ちが以前にもまして強くなりました。
Posted by Tsubaki at 2007年12月21日 13:19
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